古民家を訪ねて 奄美大島の高倉(旧重光家高倉)

古民家
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奄美大島や沖縄には高床式(たかゆかしき)の倉が残っています。
このような高床倉(高倉)は台湾やフィリピンなどの南方地域にその起源があると思われます。

古代には日本国中に存在していたと考えられますが、現在では南西諸島や八丈島にわずかに残るのみとなりました。
移設元旧奄美大島宇検村部連

本高倉は昭和33年(1958)に重光家屋敷地内にあったものを移築したものです。

高倉は穀倉であり、主として穀物を貯蔵していました。
他に衣類・長持・魚肉(干物)・豚肉なども貯蔵していたようです。

その構造は湿気を防ぐように造られているため、湿度の高いこの地方には非常に適したものです。

また、脚の部分は堅い木(イジュ)でつくられており、ネズミが爪をひっかけて登ることができないようになっています。

四方の壁は外側に傾斜し、床とほとんど水平になっていて、竹の網代(あじろ)で組みこまれているため通風がよいようになっています。

高倉の登り降りは、丸太にキザミを入れた原始的な一本梯子を使用します。

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