三年ぶりのマラソン、この日およそ1万2000人のランナーが冬の都大路を駆け抜けました。
まだ紅い紅葉が残っています。
鹿たちが何に慌てているのか一斉に走っています。
奈良春日野国際フォーラム 甍の庭、紅がひときわ目を引きます。
まずは、北ゲートから若草山の山頂展望台を目指します。
なだらかな山腹が芝に覆われており、奈良を代表する景観の一つである。
毎年1月に若草山の山焼きが行われる。
東大寺と興福寺による領地争いを、双方立会いの上で焼き払って和解したのが発端ともいわれてきたが、近年、両寺に明治時代まで続けられてきた記録に記載はなくその説は否定されることも多い。
江戸時代以前からも行なわれていたらしいが、正式行事となったのは明治になってからで、夜間に行なわれるようになったのは明治後半からである。
山焼きを紹介する写真の中には、若草山全山が燃え、その上空に花火が上がっているものがあるが、これらは長時間露光と多重露出を施したものである(実際問題、火炎の中で花火を上げることはありえない)。
2012年1月28日撮影の山焼きの画像 花火は多重露光による
街を見下ろすとアドバルーンが浮かんでいます。
山麓から中腹の一重目(いちじゅうめ)までは急な登山道で、過去には観光用のケーブルカーやエスカレーター、モノレールの建設が計画されたが、いずれも頓挫している。
山が三段構造になっているのが良く分かります。
山頂が見えています、開山期間は、山麓の南北ゲートまたは山頂から二重目への通路にあるゲートを通って、一重目・二重目に有料入場できる期間のこと。
2016年4月からは「3月第3土曜日から12月第2日曜日」と決められている。
東は原生林が広がる。
山頂は風も強く、脱いだウィンドブレーカーを着込みました。
山頂には古くから知られる鶯塚古墳(前方後円墳)があり、「鶯山」とも呼ばれる。
山頂から鎌研交番前を通って春日山遊歩道の北側のコースを下っていきます。
巨木が木陰を作り出し涼しさを味わえます。
樹間の造形の美しさを眺めながら下ります。
春日山遊歩道は一般には歩行者のみに開放されていますが、公園管理用の車両も通る砂利道の道路です。
若草山登山道のように連続する階段はありませんが距離が長いことが特徴です。
尚、春日山遊歩道では山頂駐車場を経由して山頂展望台(三重目)に行くことができます。
(一重目、二重目には行けません。)春日大社側遊歩道入口~山頂まで片道約4km。
月日亭休憩舎で一服。
中水谷休憩舎を見ながら帰路につきます。
距離と高度差があり少し疲れましたが静かに初冬の紅葉を楽しむことができました。
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