住吉公園界隈 初夏の花巡り

住吉大社界隈
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最近、デジカメのスーパーマクロ機能がもてはやされていますが、もう一つ上を行く顕微鏡モードってのがあるんですね。
さっそく試してみたくて近くの住吉公園へ出かけたのですが、使い慣れた一眼レフと違い、ピンボケの続出でした。

顕微鏡モードらしい画像はまだ撮れていませんがその内披露できるかと。

潮掛道には有名な芭蕉の句碑があります。

「升買て 分別かはる 月見かな」

芭蕉は元禄7年(1694)9月、大坂で派閥争いをしていた2人の門人を仲裁するために故郷伊賀上野から奈良をすぎ暗峠を越えて来坂した。

13日に、住吉大社の宝の市神事へ参拝し、参道で売られた升を買った。

折から体調が悪かった芭蕉はその夜、招かれていた月見の句会には出席せず宿へ帰った。その翌日の句席で「升買て……」と詠み、「自分もついつい一合升を買ってしまった。

すると気分が変わって月見より宿に帰って早く寝た方が良いような気がした」と、洒落っ気を利かして、前日の非礼を詫びたという。

その後、芭蕉は発熱下痢を伴い、大坂の花屋仁右衛門方離れ座敷に病臥、10月12日夕方、51歳の生涯を閉じた。

上部の丸い穴は、月をみたてたものといわれている。

しかし、古来この句については様々の説があり、富山秦氏は次のように解釈しておられる。

芭蕉が枡を買ったのは事実であるが、「分別すはる」とは実は事実ではなく虚構である。
笈日記(おいにっき)の中に門人の各務支考が
、その日の芭蕉の行動を記しているところによると、昼ごろより雨が降って、ことに日暮れは悪寒になやまされ、いそいで帰ったようで、雨が降るくらいであるから月も明らかでなかったろう。

体の不調や天候で月見を取りやめたのでは詩にはならない。
枡を買ったことを月見の取りやめの理由のように言いなしたところが興詩の創作である。

公園の溝ではスズメたちが水浴びをしています。

そこへひょっこりとなにやら貫禄のありそうな野良猫が・・・・。

池の畔ではおばさんがサギに餌をやっていました。

エサを取り合って喧嘩しています。

こちらでも入れ替わりにおじさんがエサやりです。

タンポポの花。

タンポポは花が咲き終わると、花茎は傾いて地面に倒れます。
そして再び伸びて真っ直ぐに立ち上がり、果実を飛ばします。

実を沢山つけています。

ランタナ(Lantana、学名:Lantana camara)はクマツヅラ科の常緑小低木。

中南米原産。観賞用に栽培される。
和名はシチヘンゲ(七変化)。

赤、橙、黄、白など鮮やかな色の花をつけ、また花の色が次第に変化することに由来する。

ランタナに蝶が。

もう真夏の花、サルスベリが咲いています。
花は紅の濃淡色または白色で、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。

アロエの「不夜城」
学名:Aloe nobilis(アロエ・ノビリス)

花芽は5月中旬から6月中旬にかけて上がって来ます。
花茎は1ヶ月で50cmほどになり、開花は6月中旬から始まり7月中旬ごろには全開します。

カタバミ(酢漿草、片喰、学名: Oxalis corniculata[1])はカタバミ科カタバミ属の多年草。

花言葉は「輝く心」。
葉は、ハート型の3枚がとがった先端を寄せあわせた形。
春から秋にかけ黄色の花を咲かせる。
花びらは5弁。

メランポジューム、小さな黄色い花が株を覆うように咲きます。

ユリオプスデージー、南アフリカ原産の常緑低木。
小さいうちは草花のような姿ですが、年を経ると茎は太くなって表面がごつごつした樹木らしい姿になります。

冬~春の花の少ない時期に一重の黄色い花を咲かせます。
属名のユリオプスはギリシア語で「大きな目をもつ」の意で、花姿に由来します。

ノウゼンカズラ(凌霄花、紫?、Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科のつる性木本。

夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつける、つる性の落葉樹。

花の形がラッパに似ていることから英語では「トランペット・フラワー」、「トランペット・ヴァイン」あるいは「トランペット・クリーパー」と呼ばれる。

正岡子規の俳句に「家毎に凌霄咲ける温泉(いでゆ)かな」がある。

ワルナスビ、茎や葉に鋭いとげが多いうえ、垂直および水平に広がる地下茎および、牛糞などに混じる種子でよく繁殖し、除草剤も効きにくく、一度生えると駆除しにくい。

耕耘機などですきこむと、地下茎の切れ端一つ一つから芽が出て独立した個体に再生し、以前より増えてしまう始末の悪さである。

和名の「ワルナスビ」は、このような性質により付けられた。

アフリカホウセンカ(学名:Impatiens walleriana)はツリフネソウ科の植物。
園芸方面ではインパチエンスとも。

ペンタスの名前はギリシア語で「5」を意味する「ペンテ」に由来し、五芒星のような花型にちなみます。

花色は紫、紅、白、ピンクなどがあり、花の形に添って白い縁取りのはいるもの、葉に斑の入るものもあります。

マリーゴールド(英語: marigolds、学名:Tagetes)は、キク科コウオウソウ属のうち、草花として栽培される植物の総称。

花言葉は「信頼」、「悲しみ」、「嫉妬」、「勇者」、「悪を挫く」、「生命の輝き」、「変わらぬ愛」、「濃厚な愛情」。

聖母マリアの祭日に咲いていたため「マリア様の黄金の花」とも呼ばれている。

サルビア・スプレンデンス (Salvia splendens) はシソ科アキギリ属に属するブラジル原産の草本。
一般にサルビアと呼ばれる。

画像はブルーサルビア。

ガザニア(学名:Gazania)は、キク科ガザニア属(クンショウギク属)の総称。
原種は15種ほどある。

花の中に虫を発見。

ハツユキカズラの葉は、ピンク色の新芽と白い斑入りコントラストがとても綺麗な蔓性の低木です。

銀梅花 (ぎんばいか)、属名からミルトスとも呼ぶ。
花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」ともいう。

葉の脇に花径2センチくらいの白い花をたくさんつける。
花弁は5枚で、花の真ん中にあるたくさんの雄しべは花弁よりも長い。

オニユリ、草丈は1~2m程となる大型のユリ。
葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖る。

茎は紫褐色で細かい斑点がある。
花季は7月から8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じる。

花弁は強く反り返る。
種子は作らないが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る。
鱗茎はヤマユリと同様、食用となる。

花言葉は「賢者」「愉快」「華麗」「陽気」など。

コリウス(Coleus)は、シソ科コリウス属(シノニム:ソレノステモン属(Solenostemon Thonn.))の植物の総称。

和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。

葉は平滑なもの、深い切れ込みの入ったものや縮れのあるものなどがあり、葉の色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、レインボー系と呼ばれる、それらの色に緑の縁取りのついたものがポピュラーである。

Agapanthus(アガパンサス)はギリシャ語の「agapa(愛らしい)+ anthos(花)」の組み合わせことば。

別名「紫君子蘭」(むらさきくんしらん)

花言葉は「知的な装い」

花に夢中になっていると突然、電気が走るような痛みが・・・・・・・・
イラガの毛虫。

地方名のひとつ「デンキムシ(電気虫)」の由来である。
これは外敵を察知した幼虫が、全身の棘の先から毒液を一斉に分泌するためである。

カキノキやバラ科の木に多く発生し、葉の裏側に大量に生息していることが多い。
幼虫は別名を「イラムシ」とも言い、ライムのような鮮やかな緑色や薄茶色、概観はウミウシのような形状をしている。

「蜂熊」「オキクサン」「シバムシ」「キントキ」「デンキムシ」「オコゼ」とも言い、そのほかに数十の地方名がある。

住吉公園へのアクセス行き方歩き方

南海本線 住吉大社駅西側すぐ。
阪堺電気軌道 住吉鳥居前・住吉各停留所下車。
大阪市営バス 住吉公園停留所下車。

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