旧福井藩主松平家別邸 養浩館庭園

養浩館庭園は福井城本丸の北約400メートルの場所に位置している。
旧福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「お泉水(せんすい)屋敷」と呼ばれていた。

「養浩館」の名前は明治になってから、同屋敷を所有していた元藩主の松平春嶽が名付けたもの。

福井郷土歴史博物館。

九十九橋(つくもばし)は、北陸道と足羽川が交わる地に架けられた橋ですが、江戸時代には半石半木の珍しい橋として全国的にも有名でした。
半石半木とは、橋の南半分が石で、北半分が木で造られるという構造のことを意味しています。

石橋の部分は全て笏谷石で作られ、橋脚の長さは立てる場所によって異なりますが、2.5m~2.8mと推定されています。

「舎人門」は、福井城の外堀に設けられた門の一つです。

「舎人門」という名は江戸時代の終り頃(19世紀中頃)の様子を描いた福井城下絵図にでてくる名称で、ほかにも「清兵衛町見附御門(せいべいちょうみつけごもん)」「江戸町口御門」「御泉水裏御門」などと呼ばれていたようです。

北西の景観、動物が座っているようにも見える岩島が、景観のアクセントになっています。
岩の周辺には玉石が州浜状に敷き詰められています。

池から流れ出る水路には曲線の美しい切石橋が架けられています。

建物の中心となるのは池の東岸に配された「御茶屋」と呼ばれた屋敷で、主座敷となる「御座ノ間」とその南東に設けられた「御月見ノ間」等から構成されます。

そしてその北には廊下でつながれた「御湯殿」、東には「御台所」が付属しています。
「御茶屋」は数奇屋造建築で、柿葺(こけらぶき)寄棟のむくり屋根で覆われています。

「御次ノ間」の縁、池に面した土縁には那智黒の小石を敷き、白大理石の手水鉢が据えられています。

池ではカモがのどかに遊んでいます。

池にせり出した縁台は何かな?月見でもするのかなあ。
向かいの小さな建物は茶室か何かかな。

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養浩館庭園へのアクセス、行き方歩き方

住所:福井市宝永3-11
電話:0776-21-0489 福井市立郷土歴史博物館

JR西日本・えちぜん鉄道 福井駅から福井県庁(福井城本丸跡)を経由して徒歩約15分