旅行で訪れた土地の朝日夕日を時間の許す限り撮影している。
今回も鳴子に滞在した3日間の朝日夕日をお届けする。
初日の夕日は敵地を見つける時間的余裕もなく宿近くの神社の境内で撮影した。
二日目の朝日、前日ホテルのフロントで、朝日のきれいに見える場所を訊ねた。
当ホテルの女風呂の露天風呂からの朝日はいいですということであったが、まさか朝日が撮りたいので女風呂に入れろというわけにいくまい。
いつもそうであるが、結局満足のいく回答は得られず、当地の人は意外と自分たちの近くで起きていることに無頓着なのかなあ。
結局一か八かで白鳥のいる弁天淵まで行くことにした。
結果は上々、白鳥のシルエットとともに川面に映える朝日を撮ることができた。
二日目の夕日は江合川(荒雄川)で迎えた、滔々とと流れる川面に夕日の残照がとてもきれいだった。
同じく二日目の夕日、駅を見下ろす小高い丘から踏切、江合川(荒雄川)の向こうに沈む夕日を捉えた。
三日目の朝は江合川(荒雄川)を渡り川向うを流れに沿って下ることにした。
前方の空が白んでくる。
ブルーモーメントの時間帯だ、周りの景色が青味がかって幻想的。
上空まで赤く焼け、池への映り込みがきれいだ。
日の出です、瓦を照らして陽が登っていきます。
堤防を散歩中の犬を連れた人と会った、この朝あったただ一人の人だった。
再び川を渡り、ホテルへ向かう途中、前方に虹がかかる、直後、パラパと雨だ。
雨具の用意などない、仕方なく濡れるに任せたが、ほどなく止んだ。
ただ今6時、通りを歩く人は誰もいない、今日、虹を見たのは俺だけだったのかなと思ってしまう。
のどかないい旅だった。