金剛山樹氷散策

このところの寒波で金剛山は樹氷の見頃を迎えています。
金剛山登山口行きのバスは始発地河内長野で超満員です。

まず、ロープウェイ金剛山駅からちはや園地を目指します。
山上は氷点下5℃、積雪10センチ、歩行にはアイゼンが必要です。

樹氷がとてもきれいです。

少し曇った空に樹氷の白、まるで満開の桜を見ているよう。

この「出迎えの不動さん」は金剛山ロープウェイを降りて、金剛山転法輪寺の本堂へと向かう道中にいらっしゃいます。(参拝者の道中安全を見守っています。)

一の鳥居です。
ここを真っ直ぐ行くと金剛山山頂です。
また、右に行くとダイヤモンドトレールの続き(伏見峠、紀見峠、岩湧山方面)です。

美しいブナの林です。
大阪の山で「ブナ」の群生を見ることができるのはもうほとんど無いという。

和泉葛城山あたりが日本でブナが生育する南の限界だそうだ。
そんな中で、とりわけ金剛山はブナが多いほうだ。

ブナの林は、多くの鳥を呼び寄せます。
ヤマガラは他の野鳥に比べると比較的人懐っこい野鳥で、そんなところかも可愛さが倍増する小鳥です。

こちらはコガラ。
ヤマガラとコガラが枝から枝へ、そして餌台へと飛び交っています。

杉の枝も重そうに垂れています。

矢刺神社
雄略天皇 御猪狩遺跡 約千五百年前

雄略天皇が猪狩に御登山された時、葛木一言主神とご会見せられ、また猪を蹴り殺されたという記紀ともに残る名高いお話の場所で、葛木神社摂社矢刺神社として雄略天皇を奉祀されています。 ~案内板より~

金剛山葛木神社へはこの急な階段を上がります、凍っているので慎重にアイゼンを踏みながら登る。

しめ縄も凍りつく。

一般的に「金剛山」と呼ばれているものの、その名の山はなく、大日岳・葛木岳・湧出岳の三峰の総称である。

そのなかでの最高峰が、この葛木神社のある葛木岳(1,125m)で、古くは高天山と呼ばれていた。
山上に金剛山寺が建立されてから金剛山の名が使われるようになったようである。

『金剛山葛木神社』: 標高1,125mの金剛山頂付近は、神仏習合の霊山。古事記、日本書記に出てくる『一言主』(ひとことぬし)を祭る神社が、鎮座

この山頂付近は、『一言主』を鎮守とする『葛木神社』と、法起大菩薩を祀る『金剛山寺(転法輪寺』の神仏習合の霊山。

一言主(ひとことぬし)は、『古事記』(712年)の下つ巻に登場するのが初出である。

460年(雄略天皇4年)、雄略天皇が葛城山へ鹿狩りをしに行ったとき、紅紐の付いた青摺の衣を着た、天皇一行と全く同じ恰好の一行が向かいの尾根を歩いているのを見附けた。
雄略天皇が名を問うと「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。
葛城の一言主の大神なり」と答えた。

天皇は恐れ入り、弓や矢のほか、官吏たちの着ている衣服を脱がさせて一言主神に差し上げた。

一言主神はそれを受け取り、天皇の一行を見送った、とある。

少し後の720年に書かれた『日本書紀』では、雄略天皇が一言主神に出会う所までは同じだが、その後共に狩りをして楽しんだと書かれていて、天皇と対等の立場になっている。
時代が下がって797年に書かれた『続日本紀』の巻25では、高鴨神(一言主神)が天皇と獲物を争ったため、天皇の怒りに触れて土佐国に流された、と書かれている。

これは、一言主を祀っていた賀茂氏の地位がこの間に低下したためではないかと言われている。

さらに、822年の『日本霊異記』では、一言主は役行者(これも賀茂氏の一族である)に使役される神にまで地位が低下しており、役行者が伊豆国に流されたのは、不満を持った一言主が朝廷に讒言したためである、と書かれている。

役行者は一言主を呪法で縛り、『日本霊異記』執筆の時点でもまだそれが解けないとある。

金剛山山頂には樹齢数百年クラスの杉がいくつもある。
その中に、夫婦が手をつないで立っているように見える『夫婦杉』があり、その下には石碑がある。

ちなみに、この石碑には何と書いてあるか雪で隠れているが。

夫 婦
二十代は 愛で    (たしかにそうかも)
三十代は 努力で   (家事にもお互いの努力だわな)
四十代は 我慢で   (お小遣い我慢かな?)
五十代は 諦めで   (何を諦めるというのだ?結婚相手に妥協?)
六十代は 信頼で   (なにより健康第一で相手を思いやれたらね)
七十代は 感謝で   (夫婦水入らずで第二の人生を二人で楽しめたらね)
八十代は 一心同体で (どっちか片方が倒れても愛だけはね)

そしてそれからは空気のようなふれ愛で(こんなに生きれたら大往生)

「文殊岩」。

役行者ご修行の地。
一千五十年前から奉祀。
智将大楠公も信仰され智略を授る。
ご利益は入学や進学勝利への道等凡ゆる智慧を授けられますとある。

葛城家歴代御廟所。

国見城跡からは大阪湾が遠望できる、遠く関空も見える。

杉の木も樹氷を纏い真っ白。

曇っていた空模様が少し好転、しかし雲の動きは早くめまぐるしく空模様が変化する。

国見城跡の金剛桜、樹氷を纏い満開。
桜は五月上旬には満開になり花はうすみどりという。

ロープウェイ駅に向かっています、青空が顔を覗かせ樹氷とのコントラストが見事。

青い空、白い雲、白い樹氷。

晴れたかと思いきやすぐ曇る、曇り空とのコントラストも中々のものだ。

最後にロープウェイ駅から香楠荘の方角を見やる。

クラブツーリズムのお勧めツアーはこちら!

のアクセス、行き方歩き方
近鉄 富田林駅、近鉄・南海 河内長野駅 よりバスが運行されています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

金剛山ロープウェイを利用する場合。
電車 近鉄長野線の富田林駅から金剛バスに乗り換え、「千早ロープウェイ前」バス停下車。
   南海高野線の河内長野駅から南海バスに乗り換え、「金剛山ロープウェイ前」バス停下車。

車  金剛山ロープウェイの駅より少し手前に府営駐車場があります。

自力で登山する場合。(千早本道)
代表的な登山道(利用者が多い)が「千早本道」で、家族連れで登山を楽しめると思います。

電車 近鉄長野線の富田林駅から金剛バスに乗り換え、「金剛登山口」バス停下車。
   南海高野線の河内長野駅から南海バスに乗り換え、「金剛登山口」バス停下車。
車  「金剛登山口」バス停・登山口付近に駐車場があります。

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