幕府直轄の宿場が置かれた亀山城は花しょうぶが真っ盛り

東海

亀山は今回で三回目の訪問となるが、城下では花しょうぶまつりが行われていた。

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江戸時代初頭には丹波亀山城の天守を解体するよう命じられた堀尾忠晴の間違いによって、天守を取り壊されている。

またこの時期の亀山城は幕府の宿所としての役割があり、上洛する徳川家康、秀忠、家光などが本丸を休泊に利用している。

宿場は栄えていましたが、藩領内に幕府直轄の宿場が置かれたので、参勤交代で通る大名達は亀山宿に宿泊するのを遠慮したといわれます。

1636年(寛永13年)、城主となった本多俊次の手で大改修が行われ、天守を失った天守台に多聞櫓が築造された。

多聞櫓より亀山神社を望む。

明治13年7月名古屋・大阪両鎮台の対抗演習に際し、東町の藤屋旅館が行在所にあてられ、天皇は二泊された。

その後、玉座のあった部屋を亀山神宮境内に移された。

本丸北側の三重櫓跡
ここにあった三重櫓は、寛永18年(1641)に、当時の城主本多俊次が天守閣の代わりとして築いたもので、 亀山城で唯一の三重櫓であった。

二之丸帯曲輪から、埋門のあった虎口を見る。

2006年に復元された二の丸帯曲輪。

亀山城の濠(ほり)跡の名残りである「下の池」。

亀山城の濠(ほり)跡の名残りである「下の池」中心に100種類、約2万株の花菖蒲が植えられ、三重県下最大規模の菖蒲園になっている。

アジサイも見頃を迎えています。

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亀山城へのアクセス、行き方歩き方

住所:三重県亀山市本丸町

お問合せ / 亀山市まちなみ文化財室 TEL.0595-84-5078

JR関西本線『亀山駅』より 徒歩10分