平等院のフジ

京都府

この記事は誤って消去してしまった記事の再掲です。
画像は2011年5月8日訪問時のものです。

光源氏のモデルといわれる源融の別荘として建てられたものを藤原道長が譲り受け、息子の頼道が1052年(永承7)に寺に改めた。

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極楽浄土を思わせる庭園に長い房を垂らす藤の古木。

10円硬貨に描かれた鳳凰堂は浄土庭園に面しているが、庭園には阿字池があり、ほとりに4本の藤がある。
推定樹齢200年といわれるこの木が長い房をつけるのは4月下旬。

芳香を放ちながら咲く花姿には高貴な雰囲気が漂う。

藤は藤原氏の家紋でもあり、平等院のシンボルでもあります。満開になるとその長めは見事なもので、藤の花も、長いものだと1メートルを超えるものまであります。

鳳凰堂は東を向いて建っている。
朝日を浴びて阿字池に映る御堂は、息をのむ美しさだ。
中堂の屋根上には鳳凰が一対、翼を広げている。

鳳凰堂前に広がる「阿字池」の対岸から「鳳凰堂」中堂中央正面の格子状障壁につけられた丸窓を通し本尊の「阿弥陀如来」の顔を拝観することができる。
まさに極楽浄土を思わせる風景である。

JR宇治駅から宇治橋通り商店街へ向かうと、中村藤吉本店があります。
この暖簾をくぐった奥の方にカフェがある。

商店街の各店の軒先には丹精した盆栽が並ぶ。

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平等院への行き方・歩き方

平等院

〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116 
電話:0774-21-2861
FAX:0774-20-6607

電車 
JR奈良線で「宇治駅」下車、東へ徒歩10分。
京阪電鉄宇治線で「京阪宇治駅」下車、徒歩10分。

お車
大阪方面から…… 名神高速「大山崎」ジャンクションから京滋バイパスに乗り換え「宇治西」インターから京滋バイパス側道を直進
名古屋方面から… 名神高速および新名神「瀬田東」ジャンクションから京滋バイパスへ乗り換え「宇治東」インター出口左折
奈良方面から…… 京奈和自動車道「城陽」インターから国道24号線を経て京滋バイパス側道へ右折