陰陽師・安倍晴明の神秘は不滅


もともとは、修験道の祖とされる役小角(えんのおずの)などを生んだ賀茂氏が取り仕切っていたが、賀茂忠行が出て、その弟子の晴明が活躍するに及んで、以後、賀茂家と安倍家で公家貴族社会の陰陽道の地位を独占し続けた。

後世、晴明の子孫が繁栄を極め、賀茂家を圧倒するようになって、晴明は超能力を持った陰陽道のスーパースターとして奉られるようになった。

戻橋は昔も今も多彩な伝説を生んでいる。
嫁ぐ日、花嫁はその名を嫌って決して渡らなかったし、逆に戦争に出征してゆく者は生きて戻れるよう、この橋を渡って戦地へ赴いて行った。

この橋は正しくは土御門(つちみかど)橋であったが、和泉式部が「いずくにも帰るさまのみ渡ればやもどり橋とは人のいふらん」と詠んでいるように、平安中期には既に戻橋と呼ばれていた。

清明は十二体の式神(識神)と呼ばれる鬼神を巧みにあやつって占いに活用したとされる。
その姿は奇怪で、鳥や獣などに姿を変えた。
清明の妻が式神たちの怖ろしい顔におびえるので、通常は石櫃(いしびつ)に入れて戻橋の下に封じ込めていたという。

ごく小さな橋が今では水の流れていない一条堀川に架かっている。

橋の架かる堀川には、いま水は流れていない。
近年に架け替えられた新しい戻橋に果たして魔界は宿っているのだろうか。

晴明の住まいは現在の京都ブライトンホテル南西側、ちょうど西同院通りと上長者町通りが交差するあたりにあったそうだ。

上京区堀川通一条上ルにある晴明神社も、邸宅跡に建てられたといわれているが、現在神社がある場所には応仁の乱以後に移ったものらしい。

晴明神社の紋所は晴明桔梗紋といわれる五芒星で、晴明が天文博士であったことを思い起こさせると同時に、またこれは陰陽道の祈祷の呪符でもあり、西欧ではペンタグラムと呼ばれて厄除けの意味がある。

そもそもここは平安京の大内裏の鬼門にあたる地。
スケールを広げてみると、比叡山には延暦寺、その麓には赤山禅院と、北東の方角はことごとく鬼門封じの装置が仕掛けられており、大内裏に近い晴明の邸は最後の砦だった。

晴明の邸では、蔀戸(しとみど)や門戸がひとりでに開け閉めされるといった奇妙な現象が、人々にたびたび目撃されていたという。
清明が操っていた式神の仕業にほかならない。

その式神たちは主なき後、どこへ行ってしまったのだろうか。
死して神となった晴明のそばに寄り添っているのかもしれない・・・・

厄除け桃
古事記、日本書紀、桃太郎伝説にあるように古来陰陽道では桃は魔除け、厄除けの果物とされています。
厄年の方に限らず自身の厄をこの桃に撫で付けてください。
晴明神社説明書き

伝説では清明は狐と安倍保名との間に生まれたことになっていて、和泉市葛の葉町には、その母親である葛ノ葉狐をまつった信太の森葛葉稲荷神社がある。

実際は安倍益材(あべのますき)という大膳大夫(だいぜんのだいぶ)(宮中の食物、儀式のさいに臣下に下賜する食物を調える役所の長)を務めていた役人が父親で、七世紀後半の政治家・安倍御主人(あべのみうし)より、代々政治家の家系として続いた安倍家の九代目に当たることが分かっている。
母親や出生地についてはよくわかっていない。

晴明が生まれた土地は香川県や茨城県などいろいろと説があり、大阪の阿倍野区にも晴明出生を伝える安倍晴明神社がある。

没年月は寛弘(かんこう)2年九月二十六日。
八十五歳で死んだことになっている。

その墓は転々と移されたようで、これもまたいろいろと説があるのだが、右京区嵯峨天龍寺住倉町の長慶(ちょうけい)天皇陵の裏手にある墓所が、正式なものとされているようだ。

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晴明神社への行き方・歩き方

晴明神社公式サイト

住所〒602-8222 京都市上京区堀川通一条上ル806.
電話 075-441-6460(社務所).
駐車場 あり(有料・20分100円).
参拝時間 9:00~18:00(無休).
拝観料なし

市バスJR 京都駅より: [9]番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩2分
阪急 四条烏丸駅、地下鉄 四条駅より: [12]番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩2分
京阪 三条駅より: [12][59] 番「堀川今出川」下車 徒歩2分
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地下鉄烏丸今出川駅より徒歩12分

安倍晴明神社への行き方・歩き方

開門時間:境内自由、占い受付/13:00~17:00
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
お問い合わせ先:阿倍王子神社
Tel:06-6622-2565
アクセス
大阪環状線「天王寺駅」から阪堺電気軌道「東天下茶屋駅」~東南へ徒歩5分

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