神楽門前湯治村

門前通りには湯治宿、田舎料理店、茶店、旅籠宿など、懐かしい町並みを再現している。
神楽ゾーンには毎週末、地元神楽団による定期公演が行われる神楽ドームのほか体験工房、神楽資料館、小劇場、町の情報館など施設も充実している。

神楽門前湯治村 玄関口の 表御門。

門前通りの街並みは、こんな感じ。
駄菓子屋、食べ物屋などが並び、一番奥に神楽ドームがある。

格子づくりの建物が軒を連ねる素晴らしい雰囲気の門前町が私たちを迎えてくれます。

神楽の語源は神座(かむくら)にあると言われています。

神座は神を迎える神聖な場所ですが 太陽、風雨、大地のもと自然現象に存在する神が 大衆の願いで神座に降りてきてその前で音楽舞踊を行って神を慰めるのが神楽なのです。
神楽資料館では歴史や伝統を解説してくれる。

全国各地に、さまざまな形の神楽が伝えられているなかで、安芸高田市の神楽は、出雲流神楽が石見神楽を経て、江戸期にこの地域に伝えられたと考えられます。

また、その過程で、九州の八幡系の神楽や高千穂神楽・備中神楽、さらに中国山地一帯に古くから伝わる農民信仰などの影響を受けて、現在の形態になったといわれています。

その特徴は、演劇性が強いという点で、極めて大衆的でのびのびした伝統芸能に発展しました。現在では市内に22の神楽団が神楽を舞い、舞人たちはその技を磨いています。

戸隠山には、鬼の女大王とその配下の鬼女赤蜘蛛、白蜘蛛がいました。
赤蜘蛛、白蜘蛛は山を登ってくる惟茂を見つけ大王に報告します。

大王は惟茂を捕らえ取り食らうため紅葉狩の宴を計画します。
美女に化けた鬼女たちは紅葉狩の宴を開き、惟茂を宴に招き入れます。

惟茂は杯を重ね、酔いつぶれ捕らえらます。
あわや食われる寸前、八幡大菩薩の化身が現れます。
八幡大菩薩は、惟茂を目覚めさせ神剣を授けます。

目を覚ました惟茂は襲いかかってくる鬼女と授かった神剣で激しく戦います。
漸く鬼女を倒した維茂はようようと山を下っていきます。

神楽ドームは3,000人を収容でき ここで神楽公演が行われます。
神楽門前湯治村では鑑賞料700円(子供300円)
日祝日が定期公演 土曜日は公開練習となっており 12:30からと14:30からの一日2回行われます。

「ふくすけ」という食事処は猪など田舎風の珍しい食べ物を食べさせてくれる。
我々も当日はここで昼食をいただいた。

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神楽門前湯治村へのアクセス、行き方歩き方

神楽門前湯治村公式サイト

住 所:〒731-0612 広島県安芸高田市美土里町本郷4627
電 話:0826-54-0888
FAⅩ:0826-54-0288

車:中国自動車道高田ICから約7分
高速バス:中国自動車道高速バス「美土里バス停」下車
「美土里バス停」より無料送迎あり…時刻等詳しくはお問い合わせ下さい。