酒都 西条の散策

今日の昼食の地は日本酒の製造が盛んな酒都西条です。
食後のデザートに出された西条柿のあわせ柿のうまかったこと。

西条は西条柿の産地としても有名。
西条柿は、中国地方を代表するおいしい柿で上品な甘さとまろやかな果肉が持ち味、やわらかくなると糖度が20度近くになる。

JR西条駅前では旧山陽道沿いに8社の日本酒の蔵元が集中。
白壁となまこ壁、15本の赤レンガの煙突が立ち並び、仕込み時期には、ほのかに酒の香りが漂う。

西条は標高約200mの隆起平原で、周囲を400m~600mの丘陵山地に囲まれた高原盆地は、酒の発酵、熟成、貯蔵に適した風土であり、なにより酒の生命線ともいえる水は西条独特の中軟水。
「灘の男酒」に対して「伏見の女酒」同様「広島の女酒」と呼ばれています。

現在の西条駅前を東西にのびる道沿いに、江戸時代には細長く連なる宿場町がありました。
それが現在の「酒蔵通り」と呼ばれている町並みの元になった西国街道(旧山陽道)の「四日市」という宿場です。

宿場の中心には広島藩直営の「御茶屋」と呼ばれた本陣が置かれ、藩内の宿場の中でも最大のものでした。

現在、西条駅周辺には8軒の酒蔵が建ち並ぶ。
最大手の賀茂鶴酒造。
一番歴史が古い 延宝3年(1675)創業の白牡丹酒造。

杜氏養成蔵としられ「西条酒造学校」と呼ばれた福美人酒造。
「賀茂鶴」、「月桂冠」と供に全国清酒品評会で第1回の名誉賞を受賞した亀齢酒造。
などなど。

四日市というと、三重県の四日市市を連想しがちだが、こちらは旧山陽道にあった宿場町。
現在は東広島市の中心に位置する。そして四日市の井戸の水を「冥加の水」と言ったという。

冥加とは、「目には見えない神仏のお助けを戴くことができる」と言い伝えられてきた故事に由るものとか。

写真の「四日市冥加の水」は、旧山陽道に面して、白牡丹酒造の前に設けられており、山陽線・西条駅からごく近い。
汲み取りや飲用は自由で、車にペットボトルをたくさん積んで訪れる人や試飲する観光客をよく見かける。

その酒造りに欠かせないのが良質の水。
西条では龍王山の伏流水が使われています。
各蔵元では、この仕込み水の井戸を一般に開放しています。

「四日市冥加の水」の先に西條鶴醸造の「江戸天保井水」がある。
天保の時代から続く井戸だという。地下22mに湧水点がある。

西条酒に使用される水の原点は、山陽線西条駅の裏に立つ龍王山にあるといわれ、近年は醸造会社が音頭を取って植林に努めている。
このおじさん、座り込んで10本以上のペットボトルに水を汲んでいた。

工場の前には醸造用の樽などが干されていた。

1873年(明治6年)9月9日、同地の酒三大恩人の一人に数えられる、木村和平が酒銘を「賀茂鶴」と命名。

「賀茂」は、地名とともに、酒を造る、醸す、という言葉を、「鶴」は、気高い瑞鳥を表している。
ラベルの双鶴は信頼、富士山は品質日本一。
酒づくりへの深い想いを込めている。

くぐり門
路地をまたぐ建物。
昭和初期まで芝居小屋へ続く入口だった。

古くは「吉田屋の酒」として親しまれていたものを、明治初期に長寿を願って命名された。
その後「亀齢」は、全国にその縁起の良い名を広く知らしめることになる。

大正6年の全国清酒品評会で、「月桂冠」や「賀茂鶴」とともに、日本初の名誉賞を受賞したのが「亀齢」だった。

万年亀井戸
会社の入口には、仕込み水に使われている龍王山の伏流水が出ています。

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酒都 西条へのアクセス、行き方歩き方

所在地:東広島市 西条本町・西本町周辺
お問い合わせ先:(社)東広島市観光協会
電話:082-421-2511 

公共:JR山陽本線西条駅下車、徒歩1~10分
車:山陽自動車道西条ICから約5分

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