紅葉と竹 嵯峨野の直指庵

1646年(正保3)に隠元禅師の高弟独照性円禅師が草庵を結んだのが始まり。

直指人心(じきしにんしん)の黄檗の正統を守り寺号をつけず直指庵とした。

「直指庵」という名前、「直指人心(じきしにんしん)見性成仏(けんしょうじょうぶつ)」という禅の言葉が由来となっています。

「直ちにあなたの心を指してごらんなさい。そこには仏性、つまり仏さまになる種(性)があるんですよ」という意味です。

人は何か不都合や困難な事に直面したとき、他人や社会のせいにすることがあります。

しかし、そんなときにこそ「人や社会のせいにしてはいけない」と反省する、その気持ちこそが仏性です。

手を合わせて拝み、そして、自分自身と向き合う時間をもつことで、仏性は磨かれていくのだそうです。

山門を入ると竹林の道が続く。

その後荒廃し、幕末に近衛家の老女津崎村岡局が浄土宗の寺として再興したのが現在の直指庵である。

再興時の建物は明治年間に消失し、現在の建物は1899年(明治32年)に再建されたものである。
画像は本堂。

窓近き竹の林は朝夕に
心をみがく種とこそなれ
    津崎村岡局

本堂から眺める庭は素晴らしい。

竹や木々の葉擦れの音、鳥の鳴き声が聞こえ、自然に包まれながら本堂から庭を眺めていると、時間の経つのも忘れて、心が静まり癒されることでしょう。(HPより)

づっと昔に流行ったヒット曲を思い出した。

作詞 伊藤アキラ 作曲 小林亜星 姉妹フォークデュオの「タンポポ」の唄、嵯峨野さやさや

京都嵯峨野の直指庵 旅のノートに恋の文字
どれも私によく似てる
嵯峨野 笹の葉さやさやと
嵯峨野 笹の葉さやさやと

雨の落柿舎たんぼ道 藪の茶店で書く手紙
きのう別れたあの人に
京都嵯峨野の笹が鳴る
京都嵯峨野の笹が鳴る

朝の祗王寺苔の道 心がわりをした人を
責める涙がぬらすのか
嵯峨野 笹の葉さやさやと
嵯峨野 笹の葉さやさやと

京都嵯峨野に吹く風は 愛の言葉を笹舟に
のせて心にしみとおる
嵯峨野 笹の葉さやさやと
嵯峨野 笹の葉さやさやと 
さやさやと

爽やかな歌声とハーモニーが印象的でした。

一部書籍やWebサイト等で「(女性の)駆け込み寺」「想い出草は女性の想いを綴ったもの」と紹介されているが、直指庵の公式サイトではこのような事実はなく誤りとしている。

もちろん男性の拝観や「想い出草」への書き込みも可能である。

小さなお庭「竹の庭」。
いろいろな種類の竹が並ぶ最後に狸が3体。

境内には石畳の小径が縦横に続く。

静かな竹林の小道を進み、境内に入ったところにあるのが、“愛逢い地蔵”さま。

仲良く寄り添いあうふたりのお地蔵さまの姿が、ほほえましく、優しいお顔立ちに心がなごみます。
縁結びや恋愛成就のお地蔵さま。

訪れた旅人の成長を優しく見守って下さる“想い出草”の観音さま。

開山堂のある山の上から本堂を見望む、紅葉と竹林の中に茅葺の本堂。

ここはとにかく紅葉と竹が特徴。

山を少し下り、振り向くと開山堂の屋根が紅葉と竹林に埋もれて見える。

開山堂を下り、順路を行くと、修練道場。

石畳の小径を辿る。

旅人を癒し続ける竹林と紅葉

阿弥陀堂の庭園、苔と白砂の枯山水庭園です。
ただ今秋の特別公開中。

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直指庵へのアクセス、行き方歩き方

直指庵公式サイト

京都市右京区北嵯峨北ノ段町三番地
電話 075-871-1880

市バス 京都バス 大覚寺バス停から徒歩約15分

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