ムラサキシキブ、紅葉の名所 嵯峨野の正覚寺

京都府
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嵯峨にある浄土宗の寺院。 ムラサキシキブ、紅葉の名所。

こちらは非公開寺院なのですが、門前にいろんな季節の花が咲いています。
今はホトトギス・紫式部・白式部・シュウメイギクが見られます。

観光寺院ではないので、ゆっくりと花を撮ることが出来る場所です。
ここから小倉山方面に向かう石段を上りきると小倉池へ出ます。

ムラサキシキブ(コムラサキ、シロシキブ)の名所として有名。

コムラサキ(C. dichotoma)は、全体に小型だが果実の数が多くて美しいのでよく栽培される。
別名コシキブ。

ムラサキシキブとは別種であるが混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブといって栽培していることが大半。

全体によく似ているが、コムラサキの方がこぢんまりとしている。
個々の特徴では、葉はコムラサキは葉の先端半分にだけ鋸歯があるが、ムラサキシキブは葉全体に鋸歯があることで区別できる。

また、花序ではムラサキシキブのそれが腋生であるのに対して、コムラサキは腋上生で、葉の付け根から数mm離れた上につく。

名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。
「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。

珍しい白式部。

シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone hupehensis var. japonica)は、キンポウゲ科の植物の一種。

別名、キブネギク(貴船菊)。
名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間。

花色は赤紫色であるが、近年、他種との交配品種が市販されるようになり、弁数が少ない品種や白色の品種が多く栽培されて名称の混乱が見られる。

ホトトギス属(ホトトギスぞく、杜鵑草属、学名 Tricyrtis)は、ユリ科植物の属のひとつ。

ホトトギス(杜鵑草、時鳥草)という名前は、花びらの斑点模様が、野鳥のホトトギスの胸に生える羽毛の模様と似ていることからつけられた。

鳥類のホトトギスは古来より「霊長」とされていたため、花もまた格調高い花として茶花や生け花に古くからよく用いられている。

ホトトギスの花の開花期間は長く、夏から晩秋まで咲き続ける。

その花が長く咲いている姿にちなんで、「永遠にあなたのもの」「秘めた意思」という花言葉がつけられたとされています。

こちらも珍しい白ナンテン。

嵯峨野の正覚寺はガイドブックにも載っていない、野宮神社の奥に佇む小さなお寺ですが、秋になるとお寺の門前は秋の花で彩られます。

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正覚寺へのアクセス、行き方歩き方

京都市右京区嵯峨野々宮町12
075-861-2981

嵯峨野観光鉄道 トロッコ嵐山駅から0.2km