花の寺 岩船寺

奈良県

岩船寺は真言律宗の寺院、開基(創立者)は行基と伝える。
アジサイの名所として知られ「アジサイ寺」とも呼ばれる。

当地は中世には、南都(奈良)の寺院の世俗化を厭う僧たちの修行の場となっていた。

何時もだと境内に足を踏み入れた途端にアジサイが現れるのだが今日の境内は静かだ。

この位置はアジサイと三重塔を捉える定番のスポットだがまだ色づいていない花が少しあるだけ。

高台から放生池と本堂を眺める。

本堂は昭和63年(1988年)に再建された建物で、平安時代の阿弥陀如来坐像が安置されている。

池にはきれいなスイレンが見られた。

アジサイはまだだが緑が濃く、気持ちを和ませる。

現存する三重塔は室町時代の嘉吉2年(1442年)の建立。
江戸時代には浄瑠璃寺と同様、興福寺の末寺であった。

境内脇の裏山には白山神社と春日神社の社殿が並んで建ち、向かって左の白山神社本殿は重要文化財である(室町時代建立)。

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岩船寺へのアクセス、行き方歩き方

住所:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43番地
電話:0774-76-3390

JR関西本線(大和路線)「加茂駅」から徒歩約1時間30分。
またはコミュニティーバス当尾線「岩船寺」下車すぐ

JR・近鉄「奈良駅」からは「急行バス浄瑠璃寺前」下車徒歩約40分。
またはコミュニティーバス当尾線乗り換え「岩船寺」下車すぐ