大和文華館(やまとぶんかかん)は、東洋古美術を中心とする私立美術館。
今日はささゆり無料招待デーとあって、開館前には約100名の観客が。
正門脇に建っている「文華ホール」。
奈良ホテル本館の一部(旧ラウンジ)として、明治42年(1909年)に建てられたもの。
奈良ホテルや東京駅・日本銀行本店などと同じ、辰野金吾氏の設計。
大和文華館開館25周年を記念してここに移築された。
和洋折衷様式を得意とした辰野金吾氏だけに、入り口にはこんな素敵なステンドグラスが、機会があれば中へ入ってみたい!
正門を入ってすぐ、山法師、少し花も散ってきれいです。
こちら、日本原産のハナミズキの仲間。
もちろん庭木や公園樹としても植えられますが、やや湿った林の縁に多く見られます。
ハナミズキとの違いは、「総苞」の先端が尖っていること。
ササユリ(笹百合、学名:Lilium japonicum)は、ユリ科ユリ属の球根植物。
日本特産で日本を代表するユリ。
地域によっては、ヤマユリと呼ぶこともある。
10-11月頃に朔果が熟し、種子は風に乗って広がる。
初めて地上発芽するのは通常翌々年の春(地下遅発芽様式)。
初花を咲かせるまでに種子から約7年以上(野生の場合)の歳月がかかる。
そろそろ率川(いさがわ)神社 三枝祭(ゆりまつり)だ。
率川(いさがわ)神社 三枝祭(ゆりまつり)
三枝祭(さいくさのまつり)の名は白酒黒酒(しろきくろき)の酒樽に本社三輪山でとれ … 続きを読む →
三枝祭(さいくさのまつり)の名は白酒黒酒(しろきくろき)の酒樽に本社三輪山でとれた笹百合の花(古名さいくさ)を飾ってお祭りするところから起こった。
率川神社は三輪神社の摂社であり、奈良市で一番古い神社。
三輪山の狭井神社のユリ園では5/30にやっと一輪咲いたそうだ。
本館の建築は、外観は桃山時代の城郭をイメージさせる海鼠壁。
日本の私立美術館の多くが、実業家、大名家などの大コレクションを母体にしているのに対し、大和文華館の場合は、最初に美術館設立の構想があり、コレクションは後から形成された点がユニーク。
展示室は、竹の植えられた中庭をめぐって配置されている。
このため「竹の庭の美術館」とも呼ばれて多くの人に親しまれている。
バルコニーからは菅原池(通称、蛙股池)、遠く春日山や平城京を望むことができる。
美術館の周囲は文華苑とよばれる自然園になっており、梅林(2、3月ごろ)、三春の瀧桜(4月上旬)、ササユリ(5月頃)、アジサイ(6~7月)、スイフヨウ(9月)、萩(11月頃)、サザンカ(12月頃)、ロウバイ、椿(1月~2月頃)と、四季を通じての花が楽しめる。
アジサイもそろそろ本番を迎える。
梅園の梅も実をつける。
沿道にはアザミも見られた。
アザミ(薊)は、キク科アザミ属 (Cirsium) 及びそれに類する植物の総称で標準和名を単にアザミとする種はない。
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大和文華館へのアクセス、行き方歩き方
奈良市学園南1-11-6
0742-45-0544
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