梅、桃、桜が一度に観られる「京都御苑」

京都府

春の京都御苑は目が離せない、桜の開花が少し早くなったときは梅、桃、桜が一度に観られる。
前回は2013年3月26訪問日訪問降り注ぐように咲き誇る京都御苑 近衛邸跡の糸桜
今回は3月28日の訪問です。

残念ながら今回は梅は終了でした。

梅林の北隣の桃林には約70本の桃が植わっており、京都市内でも屈指の場所と言われています。

花の見頃は、梅の後の3月中旬頃から4月中旬頃までです。

林の中には、散策路やベンチが整備されており、花の時期には甘酸っぱい香りの中で、ゆっくり楽しむことができます。

「桃の花」は春の季語。桃が咲き始める時期は七十二候において、中国では桃始華、日本は桃始笑と呼ばれ、それぞれ啓蟄(驚蟄)の初候、次候にあたる。

淡い紅色であるものが多いが、白色から濃紅色まで様々な色のものがある。

五弁または多重弁で、多くの雄しべを持つ。花柄は非常に短く、枝に直接着生しているように見える。

モモの花言葉は、「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立ての良さ」

3月3日は「上巳(じょうみ・じょうし)の日」。
これは古代中国の陰暦に従ったものですが、現在の暦で言うと3月末から4月中旬にあたります。

この時期は梅が咲き終わり、ちょうど桃の花が咲く頃だったのです。

春の訪れと共に咲き、春の季語でもある桃の花にちなんで、 上巳の日は別名「桃の節句」と呼ばれるようになりました。

桃の花が咲き誇る「花盛り」の時期、愛らしい女の子のお祭りにピッタリな花です。

桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)発芽から結実まで、桃や栗は三年、柿は八年かかる。物事を成し遂げるには時間がかかることを示唆することわざ。

桃栗三年柿八年 梨の大馬鹿十八年(-なしのおおばかじゅうはちねん)
桃栗三年柿八年 くるみの大馬鹿二十年(-くるみのおおばかにじゅうねん)

などと言われる地方もある。

今日は突然雨が降り出したり不安定な天気です、松の幹も雨に濡れて風情があります。

皇宮警察の前の桜も見頃。

出水の小川前の枝垂れ桜も満開です。

閑院宮邸前、テニスコート脇のユキヤナギが今を盛りと咲き誇る。

学名は「Spiraea Thunbergii」、英名は「Thunberg’s Meadowsweet」。
バラ科シモツケ属の落葉低木。

関連記事


≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!

京都御苑へのアクセス、行き方歩き方

京都市上京区京都御苑

京都市営地下鉄今出川駅3番出口→徒歩すぐ。または丸太町駅1番出口→徒歩すぐ