建部大社(たけべたいしゃ)は、式内社(名神大社)、近江国一宮。
旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
旧称は「建部神社」。
社伝では、日本武尊の死後の景行天皇46年、日本武尊の妃・布多遅比売命が神勅によって、御子・建部稲依別命とともに住んでいた神崎郡建部郷千草嶽(現在の東近江市五個荘伊野部町付近の箕作山)の地に日本武尊を「建部大神」として祀ったのが創建とされる。
建部郷の「建部」の名は日本武尊をしのんで名代として名付けられたことに因むといい、他にも各地に設けられている。
のち、天武天皇4年(675年)に近江の守護神として、現在地の栗太郡勢多へ遷座したという。
遷座後、元の千草嶽の麓には神護景雲2年(768年)に聖真大明神と建部大明神が設けられたとされ、現在は建部神社が建てられている。
源頼朝が平治の乱に敗れて伊豆国に流される道中、本社に立ち寄って源氏の再興を祈願、後に大願成就したことから、出世開運の神としても著名となった。
拝殿前に立つ三本杉は、大己貴命が権殿に祀られた際に一夜にして成長したと伝わる神木で、当社の神紋にもなっている。
石燈籠、右は鎌倉時代の文永7年(1270年)の造営とされ、重要文化財に指定されている。
この石灯籠は、蒙古襲来時、国家安泰を祈願し建立された県内最古の石灯籠だという。
この御神木は、建部大社の大神様の御神威(みいづ)のまにまに幾百年の長い星霜の間彌栄え繁盛を続けた境内林中唯一の有難い御神木の松根(商魂)だそうだ。
境内の大野神社は縁結びのご利益があるといわれる。
毎年8月17日には、大津三大祭のひとつである水上祭「船幸祭」が催されます。
お子様が一生食べ物に困らないように生後100日に行われる儀式で、歯固めの石と称し丈夫な歯が生えますようにと願いを込めて「お食い初め石」を添えます。
なぜか白いお地蔵さん。
大津市のマンホールの蓋、観覧車、市政100周年のシンボルマークOTSU100が描かれています。
犬(100周年記念イベントキャラクターもも(百)ちゃん)の片手が赤くなっているのは、ワン ハンド レッドの洒落だって。
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建部大社へのアクセス、行き方歩き方
大津市神領1-16-1
TEL:077-545-0038
京阪電鉄唐橋前駅から徒歩5分、JR石山駅から徒歩15分