古民家

大阪府

住まい

「済州島(韓国)の民家 済州島は風が強いため、石垣をひさし近くまで積み上げ、低く作ったカヤぶきの屋根も縄で縛っている。 門屋を入ると、ウシ小屋などに使われている側屋があり、その前には農作業の場となる中庭がある。 この中庭をはさんで内屋と外屋...
北陸

江戸時代の遊郭の面影 三丁町

三丁町(さんちょうまち)は小浜市の小浜香取地区にある江戸時代に栄えた遊廓で、今も古い家並みが残っている。 福井県内に残る数少ない花街であり、今も芸妓を抱えている料亭もある。千本格子の家々が軒を連ね芸妓の三味線の音が流れ、情緒豊かな通りが残っ...
九州

古民家で田舎懐石料理『禪墅(ぜんや)』

今日のお昼はまさに黒川温泉の奥座敷と言っていい、小田温泉の田舎懐石料理『禪墅(ぜんや)』 築160年の古民家を改築した静閑な和食処で、山里の恵みを五感で感じる手料理を。 囲炉裏もある広く落ち着いた雰囲気のお座敷。 旬の野菜をふんだんに使った...
奈良県

今井町 上田家住宅

上田家は、今西家、尾崎家と共に惣年寄を勤めた家で、江戸時代初期には酒造業も営んでおり、有力商家と共に「今井札」を発行するほど優れた経済力を持っていた。 大工町筋の南側に位置し、西面にも道があって角地に建っています。 入母屋造、本瓦葺で、2階...
奈良県

今井町 中橋家住宅

称念寺東方斜め筋向かいの御堂筋北側に面する中規模な民家。 切妻造、本瓦葺、平入りで、道に面した側面は白壁、下部板壁となっています。 屋号を「米彦」といい、米屋を営んでいた。 建築年は分からないものの、1748年(寛延元年)の絵図に描かれてい...
奈良県

今井町 町家茶屋 古伊

今井町の本町筋(豊田家の北側)にある、『町屋茶屋 古伊』。 中心部にあってアクセスも良く、食べ物屋さんの少ない今井町散策の途中に立ち寄るのに便利。 『町屋茶屋 古伊』の建物は、江戸時代の中期より、13代にわたって修繕を重ねながら使われてきた...
奈良県

都市住宅の始まりを伝える江戸初期の町家 豊田家住宅

伝統的な都市住宅の先駆けと評価される豪商の住まい。江戸初期に建てられた塗り屋造りの町家は、農家の名残も見せつつ、町家らしい特徴も現れ、力を持ち始めた町衆の心意気が伝わってきます。 その昔,この町の有力な材木商人であったことを物語る、2階正面...
奈良県

「八棟造り」と呼ばれる 今西家住宅

戦国時代の構造様式を残す建造物で慶安3年(1650年)に7代目当主今西正盛によって裁判を行うために改築された陣屋であり、住宅で、別名「八つ棟」(やつむね)または「八棟造り」と呼ばれている。 今西家住宅北側の道路の本町筋では、住宅建物だけが北...
奈良県

古い街並みが残る「今井町」散策

近世以前の町並みがこれだけまとまって残っている場所は日本では他に無いといわれ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。 先ず全体を紹介し、後程主要な建物を個別に紹介します。 先ず、今井観光案内の拠点、橿原市立今井まちなみ交流センター「華...
東海

和紙とうだつのあがるまち美濃のおひなさま

1300年の伝統に生きる美濃和紙。 美濃和紙の起源は明らかではありませんが、奈良町時代、仏教の普及により、写経が盛んになりました。 その写経用の紙に美濃紙も使われたようです。 正倉院文書の中に美濃経紙が記されています。 あかりに彩られた美濃...
大阪府

古民家を訪ねて 摂津能勢の民家(旧泉家住宅)

この家は大阪府の北端、能勢町吉野から昭和35年(1960)に移したものですが、移築に際して、後世改造されていた部分を原形に復元しなおしています。 移設元:旧豊能郡能勢町吉野 この民家の特色は入母屋造茅葺(いりもやづくりかやぶき)の屋根をあげ...
大阪府

古民家を訪ねて 飛騨白川の民家(旧大井家住宅)

合掌造りの名は屋根の木組みが、掌(たなごころ)(手の平)を合わせた形になっているところからきています。 移設元:旧岐阜県大野郡白川村大牧 昭和31年(1956)に飛騨白川村(ひだしらかわむら)より移築されたこの民家は「合掌造り(がっしょうづ...