京都府 幽霊屋敷 河原院跡 源氏物語「夕顔の巻」は圧巻である。 源氏は五条辺りに住む夕顔と恋におち、「某の院」に誘い一夜を共にする。 しかし、深夜六条の生霊が夕顔を取り殺す。 事件現場の「某の院」は、源氏のモデルとなった左大臣源融の邸だという(融の実像は式部が描くよう... 2013.08.18 京都府
京都府 丑の刻参りと鉄輪の井 堺町筋を北に上がり、万寿寺通りを超え、松原通に出る手前の左側に不思議な路地ある。 とは言っても、よほど注意していない限り見過ごしてしまうほど目立たない。 民家の玄関と見まがう引き戸の奥には朱塗りの小さな鳥居が見え、何やら妖しげな空気を漂わせ... 2013.08.17 京都府
京都府 地獄の火焔に包まれる矢田地蔵 新京極の西の通り「寺町通り」の三条のあたりに矢田寺があります。 境内と呼べるスペースはほとんど無く、アーケードからすぐお寺の中に入ったような感じになる身近さです。 寺町三条のアーケードの一角で、幻想的な提灯の明かりを灯す矢田寺。 本尊は代受... 2013.08.16 京都府
京都府 京都御所の猿/京都御苑の不思議 京都御所の東北角は鬼門とされ、築地塀の角を欠いて日吉山王社の神のお使いの猿を祀っています。この猿が夜な夜なぬけだしては通行人にいたずらするため、金網で封じ込めたと伝えられています。 幕末には、尊皇攘夷派の姉小路公知が何者かに襲われた「猿が辻... 2013.08.15 京都府
京都府 和泉式部の恋の道をたどり貴船へ 恋多き女和泉式部 恋愛遍歴が多く、道長から「浮かれ女」と評された。 また同僚女房であった紫式部には「恋文や和歌は素晴らしいが、素行には感心できない」と批評された(『紫式部日記』)。 真情に溢れる作風は恋歌・哀傷歌・釈教歌にもっともよく表され... 2013.06.01 京都府
京都府 曼殊院門跡の幽霊掛け軸 曼殊院は、圓光寺から北へ徒歩10分ほどのところにある。 武田薬品工業の薬草研究所が目印となる。 緩やかな登り坂を少し進むと曼殊院に至る。 途中、こんもりとした森と鳥居があるが、曼殊院天満宮・弁天堂である。 ここを過ぎると、最初に目に入るのが... 2013.05.31 京都府