京都魔界伝説

京都府

皇城鬼門除 出雲路幸神社

京都御苑の東北隅,梨木通を北へ突き当たったところに幸神社は祀られています。主祭神は猿田彦神で交通安全の神として信仰されてきました。 さらに神社の案内板には、歌舞伎の創始者とされる出雲阿国はこの近くの出身で、一時期はこの神社の巫女であった、と...
京都府

別れたい、別れさせたい、良縁を結び悪縁を絶つ「菊野大明神」

別れたい、別れさせたい、京都・法雲寺の悪縁切り「菊野大明神」 河原町二条交差点の少し北東にある法雲寺は、ガランとした境内の地味なお寺という印象ですが、境内奥にひっそりと祀られている「菊野大明神」が良縁を結び悪縁を絶つ、縁切り縁結びの神様とし...
京都府

六道珍皇寺 冥途通いの井戸

京都における平家の最初の拠点。 清盛の祖父が寺領を借り受け、邸宅を建てたといわれる。 葬送地であった鳥辺山の入り口に位置し、「あの世に通じる処」とされ、毎年8月には精霊迎えの行事「六道参り」が営まれる。 寺宝展等の特別公開時を除き非公開。 ...
京都府

豊臣秀次菩提寺 瑞泉寺

悲劇の人豊臣秀次の墓所「瑞泉寺」は鴨川の西、三条小橋東詰南、高瀬川沿いに建つ。 慈舟山と号し浄土宗西山禅林寺派に属す。 太閤秀吉の甥・豊臣秀次とその一族を弔うために慶長16年(1611年)この場所に建立された。 秀次は秀吉の養子となって関白...
京都府

京都太秦ユダヤのパワースポット?大酒神社

古代秦氏族の祖神として注目されている場所です 大酒神社は現在は立ち止まる人もいない様な小さな神社ですが、歴史ファンには古代秦氏族の祖神として注目されている場所です。 大酒神社の石の鳥居ですが木嶋坐天照御魂神社の三柱鳥居と同じで柱が八角形です...
京都府

中宮安子の陽気な嫉妬 後宮のわわしい女

安子(あんし)自身は若くして亡くなったが、安子所生の冷泉天皇・円融天皇の即位は九条流摂関家発展の元となり、やがて安子の甥道長を頂点とする全盛期へ至ることになる。 ・・・・その源流をずっと遡るとき、恋がたきに茶碗を投げつけた安子という元気な女...
京都府

美醜の魔界を詠んだ謎の女流歌人小野小町

隨心院が所在する小野は小野氏の一族が栄えたところである。 宮中で仁明天皇に仕え歌人として知られる小野小町もこの地の出で宮中を退いて後も過ごしたとされる。 隨心院には小町の晩年の姿とされる卒塔婆小町像を始め文塚、化粧の井戸などいくつかの遺跡が...
京都府

陰陽師・安倍晴明の神秘は不滅

もともとは、修験道の祖とされる役小角(えんのおずの)などを生んだ賀茂氏が取り仕切っていたが、賀茂忠行が出て、その弟子の晴明が活躍するに及んで、以後、賀茂家と安倍家で公家貴族社会の陰陽道の地位を独占し続けた。 後世、晴明の子孫が繁栄を極め、賀...
京都府

悪縁を切り良縁を結ぶ 安井金毘羅宮

安井金毘羅宮にお詣りすれば、酒・たばこ・ギャンブルから男女の悪縁に至るまであらゆる断ち物に成功するという。 こうした縁切り・物断という珍しい後利益の由来は、実は祭神崇徳上皇のパワーから生じている。 本殿/中央に崇徳天皇が祀られている 主祭神...
京都府

「源氏物語」宇治十帖のモデル世界文化遺産宇治上神社

醍醐天皇のとき、山城の国司が社殿を造営したのが起源とされ、平等院が建立されるとその鎮守社となったと伝えられる。 「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている。 菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)・応神天皇・仁徳天皇を祀る...
京都府

宇治の橋姫伝説

さむしろに 衣かたしき 今宵もや 我を待つらむ 宇治の橋姫 「古今和歌集」 「むしろ」に自分の衣だけを敷いて独り寝ては、今宵も私を待っているのだろうか、宇治の橋姫は もうひとつの橋姫像は「待つ女」である。 「さむしろに」の歌は、王朝貴族の間...
京都府

抑えがたく燃え上がる嫉妬の炎

「源氏物語」の中で六条御息所はその高貴な身分に加え、才気、美貌ともにすぐれた女性として描かれている。 光源氏がそんな御息所を見逃すはずはない。 「源氏物語」の「夕顔」の巻には、源氏が強引に御息所のもとに忍んで行ったことが描かれているが、思い...