歴史を訪ねる旅

奈良県

間人皇后の宮殿か 中宮寺

中宮寺は、法隆寺に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院。宗派は聖徳宗に属す。山号を法興山と称し、本尊は如意輪観音、開基(創立者)は聖徳太子または間人皇后とされている。表御殿 - 江戸時代後期建立の書院造。登録有形文化財。本堂、昭和43年に高松宮妃...
北陸

江戸時代の遊郭の面影 三丁町

三丁町(さんちょうまち)は小浜市の小浜香取地区にある江戸時代に栄えた遊廓で、今も古い家並みが残っている。福井県内に残る数少ない花街であり、今も芸妓を抱えている料亭もある。千本格子の家々が軒を連ね芸妓の三味線の音が流れ、情緒豊かな通りが残って...
北陸

若狭国一宮 若狭彦神社・若狭姫神社

上社・下社の2社からなり、上社(小浜市龍前)を「若狭彦神社」、下社(小浜市遠敷)を「若狭姫神社」という。別称として郡名から「遠敷明神」とも呼ばれる。若狭彦神社2の鳥居代わりの2本の老杉。元々は上社が祭祀の中心であったが、室町時代ごろから下社...
北陸

元正天皇の勅願 羽賀寺

小浜市羽賀にある高野山真言宗の寺院。山号は本浄山。本尊は十一面観音。霊亀2年(716年)に、元正天皇の勅願によって創建されたと伝えられる。「本浄山羽賀寺縁起」によれば、霊亀2年(716年)に、元正天皇の勅願によって行基が創建したとされる。か...
北陸

「京は遠ても十八里」鯖街道

小浜ではよく「京は遠ても十八里」と言われ、その「遠ても」という言葉には「京は近い」という思いが込められています。鯖をはじめとする多くの海産物や物資を運び、文化交流の道ともなった街道を、近年「鯖街道」と呼ぶようになった。かつては賑わっていたい...
北陸

「白百合の君」 山川登美子

登美子の実家である当館は、彼女の父である第二十五国立銀行の頭取山川禎蔵が建てた邸宅。本名・とみ。1879年(明治12年)7月19日:福井県遠敷郡竹原村(現小浜市)に生まれる。生家は小浜市の上級藩士の旧家筋。1909年(明治42年):夫の駐七...
九州

見るも無残!! 阿蘇神社

熊本城を後にし、みるくロードをすすむ、草千里がきれいに見渡せる。ススキがそよぐ高原を下ります。全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社、古くは「阿蘓神社」とも表記された(現在も銘板が存在)。古代からの有力氏族である阿蘇氏が現在も大宮司を務め...
九州

震災の爪痕残る水前寺成趣園

震災後初めて熊本の地を訪れた。熊本地震の「本震」後に水位が減り、池の8割ほどで底が露出していたというが今は以前の状態に戻っている。水位低下のメカニズムはよくわかっていないようだがとりあえずはよかった。出水神社は相当ダメージを受けており現在修...
滋賀県

万葉歌人・山部赤人の眠る赤人寺(しゃくにんじ)

万葉歌人・山部赤人が生涯を閉じた地と言われ、山部神社と赤人寺が隣接して建っています。山部 赤人(やまべ の あかひと、生年不詳 - 天平8年(736年)?)は、奈良時代の歌人。三十六歌仙の一人。姓は宿禰。大山上・山部足島の子とし、子に磐麻呂...
滋賀県

万葉の森船岡山公園

本日のお昼はアユ家の郷でいただく。比良山を望む琵琶湖岸にあり、天気が良ければ眼前にきれいな琵琶湖の風景が展開する。蒲生野、船岡山は阿賀神社の隣にある。山というよりは丘です。山の頂上にそれはあります。自然の巨岩に「元暦校本万葉集」の原本そのま...
滋賀県

大津京シンボル緑地

近江神宮を目指して歩いていると、万葉歌碑をやたら並べた空間にでた。大津京シンボル緑地とある。少々時代の違うものもあるが歌好きにはたまらない公園だろう。平忠度(たいらのただのり)・・・平安時代末期  さざ浪や志賀のみやこはあれにしを  むかし...
滋賀県

近江神宮

近江は畿内ではない。当時の近江は飛鳥に住まう人にとっては「片田舎」という認識だったろう。王権の中枢を置く地として大津宮は異例といえた。『日本書紀』はこの遷都が歓迎されず、諷諫する者多く、あげつらった流行り歌が流布し、毎日毎夜放火がおこったと...