日本100名城

東海

家康生誕の城 岡崎城

岡崎城(おかざきじょう)は、愛知県岡崎市康生町にあった城。徳川家康の生地である。別名、龍城。岡崎城主の田中吉政が10年かかって造り上げたという「岡崎宿27曲がり」を無事通り抜けることは、東海道を歩く者にとっての大きな楽しみの一つと言える。 ...
北海道

100名城最難関のチャシを攻略

100名城最難関のチャシを攻略以前にも書いたが誰がチャシを100名城に入れたのか不思議でならない。遠く、所在地もわかりにくく100名城を目指す人の最難関になっている。ここだけを残して涙を呑む人もいるだろう。学説的にも城跡と認めがたいものがあ...
北海道

日本式で築かれた最後の近世城郭 松前城

松前城は、外国船の出没に備えて江戸幕府が嘉永三年(1850)に松前藩に命じて築城させた。軍学に基づいた最後の日本式城郭である。7基の砲台と25門の大砲を備えていたが、海への防備に主体を置いたため背後は手薄になっていた。そのため戊辰戦争で、土...
北海道

ルイ14世式の要塞 五稜郭

建造中の名称は亀田御役所土塁(かめだおんやくしょどるい)、完成後の名称は箱館御役所(はこだておんやくしょ)。柳野城(やなぎのじょう)とも呼ばれる。国の特別史跡に指定され、「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産に選定されている。今回は北海...
大阪府

高まる期待 大阪城 秀吉時代の石垣公開へ

今回の調査は、昭和59年度に見つかった豊臣期詰ノ丸の石垣を再発掘して公開するという豊臣石垣公開プロジェクトに先立ち、周辺の遺構の状況を把握するために実施。豊臣期の石垣は上端部を再発掘した。発掘の様子が、2013年9月20日~22に一般公開さ...
東北

東北地方唯一の現存天守を持つ桜の名所 弘前城

弘前城(ひろさきじょう)は、別名・鷹岡城、高岡城。津軽統一を果たした初代藩主津軽為信が慶長8年(1603)が築城を計画、2代藩主信枚によって完成した。亀甲門(かめのこもん)/北門北門はまたの名前を亀甲門と呼びます。中国の古い言い伝えによると...
東北

南部師行が八戸の基礎を築いた 根城

根城は、建武元年(1334年)に南部師行(なんぶもろゆき)により築城された城。寛永4年(1627年)に領地替えにより使われなくなるまでの約300年間、八戸地方の中心でした。博物館を出て史跡根城の広場へ向かう。広場への入口には八戸城東門が移築...
東北

啄木も愛した古城の跡 盛岡城

「盛岡城」は盛岡藩南部氏の居城である。西部を流れる北上川と南東部を流れる中津川の合流地、現在の盛岡市中心部にあった花崗岩丘陵に築城された連郭式平山城である。今回の旅はここ仙台空港から始まる。桜山神社の創建は寛延2年(1749)に当時の藩主利...
東海

蒲生氏郷が築いた名城 松阪城

城の縄張りは梯郭式平山城である。松阪市の中心地の北部に位置する。阪内川が城北を流れ天然の堀となっている。江戸時代初期には松坂藩の藩庁となっていたが、廃藩後は御三家紀州藩の南伊勢国内17万9千石を統括するために城代が置かれた。大手枡形の石垣。...
東海

藤堂高虎が改修した名城 伊賀上野城

近世城郭として上野城が築かれたのは、天正13年(1585)大和郡山から移封された筒井定次による。慶長16年(1611年)に徳川家康の命を負って藤堂高虎が拡張したが、大坂の役によって、当時高虎が従属する徳川家康に対立していた豊臣氏が滅んだため...
九州

山鹿素行の叡智 平戸城

最初は安土桃山時代の末期に松浦鎮信(法印)によって築かれたが破却され、江戸時代中期になって再建された。再建にあたっては山鹿素行の軍学に沿って縄張りがなされた。平城の赤穂城と並んで、平山城では唯一の山鹿流による城郭である。駐車場より亀岡山に築...
奈良県

苔むす石垣に名城の面影を偲ぶ 高取城

高取城は別名、芙蓉城ともいわれ近世山城の典型としてよく知られ、巽高取雪かと見れば雪でござらぬ土佐の城とうたわれている。司馬遼太郎が、日本一の山城とたたえた石垣が堅固な城。遠く高取の町並みを望む。彼方には二上山の姿がきれいに浮かぶ。この辺りは...