奈良県 初秋の秋篠寺 寺は奈良市街地の北西、西大寺の北方に位置する。奈良時代の法相宗の僧・善珠の創建とされ、地元の豪族秋篠氏の氏寺とも言われているが、創建の正確な時期や事情はわかっていない。「南門」を一歩入るとこんもりとした森の中で、都市伽藍の奈良には珍しい光景... 2016.11.17 奈良県
奈良県 幸田文と法輪寺 斑鳩の北の端、三井(みい)の里にある法輪寺は、聖徳太子の御子 山背大兄王創建とも伝えられ、飛鳥時代の仏像と、昭和五十年再建の飛鳥様式の三重塔で知られている。三重塔は1944年、雷火で焼失後、作家の幸田文らの尽力で寄金を集め、1975年に西岡... 2016.10.31 奈良県
奈良県 法隆寺 古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院。創建は金堂薬師如来像光背銘、『上宮聖徳法王帝説』から推古15年(607年)とされる。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられる。明治36年(190... 2016.10.30 奈良県
北陸 江戸時代の遊郭の面影 三丁町 三丁町(さんちょうまち)は小浜市の小浜香取地区にある江戸時代に栄えた遊廓で、今も古い家並みが残っている。福井県内に残る数少ない花街であり、今も芸妓を抱えている料亭もある。千本格子の家々が軒を連ね芸妓の三味線の音が流れ、情緒豊かな通りが残って... 2016.10.24 北陸
北陸 鯖街道の宿場町 熊川宿 若狭ではいつの頃からか小浜を中心に「京は遠ても十八里」と言われており、与謝蕪村(1716~83)が「夏山や 通ひなれたる 若狭人」(安永5年 1776年の句)と詠んでもいるように若狭と京都はきわめて深い関係にありました。道標と熊川番所、無電... 2016.10.15 北陸
京都府 閑院宮跡 閑院宮(かんいんのみや)は、四世襲親王家の一つで、江戸時代中期に東山天皇の皇子、直仁親王が創設した宮家。2代直仁親王の王子祐宮が後桃園天皇の崩御に伴い践祚して以来、閑院宮系の血統が現在の皇統となっている。京都御苑は百日紅が花盛り、閑院宮跡の... 2016.09.13 京都府
京都府 夏は百日紅が見事です 拾翠亭 拾翠亭は、江戸時代後期に九條家の茶室として建てられた、伝統と歴史ある貴重な建造物。御苑内で、2階部から九條池や高倉橋を望むことができる特別なロケーションが魅力です。先ず、高倉橋から九条池越しに拾翠亭を眺めます。明治維新で東下した後も、九條家... 2016.09.11 京都府
京都府 全長8メートルの木彫りの龍が天井に住む不思議スポット瀧尾神社 江戸中期に行商から大呉服商になり、今の大丸百貨店の礎を築いた天下の豪商・下村彦右衛門。瀧尾神社(たきおじんじゃ)は、その下村彦右衛門が熱心に参ったことで知られる。江戸後期の天保年間に完成した現在の社殿も、下村一族の資本によるもの。2500両... 2016.09.01 京都府
奈良県 光明皇后創建の新薬師寺 新薬師寺という名前は「新しい薬師寺」ではなく、「霊験新たかな薬師如来さまを祀ったお寺」という意味で、西ノ京の薬師寺とは全く無関係。聖武天皇の病気平癒を祈願して光明皇后が創建された寺。本堂(国宝)堂内中央には円形漆喰塗りの仏壇を築き、中央に本... 2016.08.31 奈良県
和歌山県 南欧の青空 ヨーロッパ南部の港街をイメージしたテーマパーク、ポルトヨーロッパを散策。まさに古城のイメージ。澄み渡った青空に白い雲。古い建物の煙突が印象的だ。柵の向こうに広がる町並み。古城の城壁。裏町の風景。坂道に佇む像。午後の陽を受ける噴水。裏町の家々... 2016.08.13 和歌山県
京都府 小雨の大覚寺 弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。 平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。小雨そぼ降る日訪れた。雲... 2016.07.28 京都府
京都府 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 開基は嵯峨天皇で。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院。また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院である。 式台玄関には菊の御紋章付きの幔幕が飾られ、参拝者は左の入口から入場する。大覚寺が「いけばな嵯峨... 2016.07.14 京都府