歴史的建造物

滋賀県

穴太の石垣と紅葉の散策

日吉大社は滋賀県屈指の紅葉名所として知られており、境内に3000本ものモミジが燃えるように色づく景勝地です大宮橋から西本宮までの参道両側に並ぶモミジが特に美しい。画像はクリックすると大きくなります。日吉大社参道の両側、寺院・里坊の周囲に築か...
滋賀県

三井寺 桜逍遥

今回、三井寺の紅葉を訪ねるのだが、実は三井寺は紅葉よりも桜の方が美しいのです。データを消去してしまった時の記事に三井寺の桜の記事有ったので再掲しておく。さざなみや 志賀の 都はあれにしを 昔ながらの山桜かな平清盛の弟忠度が「平家物語」で詠ん...
滋賀県

雪の石山寺に二人の美女を訪ねる

先日、石山寺の記事を掲載したが、実は今年4月に誤ってデータを消してしまった時に失われた情報の中に雪の石山寺の記事がありました。雪の石山寺というのは珍しいことなので再掲することとした。紫式部が七日間参籠し「源氏物語」を起筆したという石山寺。実...
京都府

「粟田御所」と呼ばれた青蓮院門跡

青蓮院は、三千院(梶井門跡)、妙法院と共に、天台宗の三門跡寺院とされる。江戸時代に御所の火災により仮御所となったことがあり、「粟田御所」と称される。門跡寺院らしい建物や庭園は王朝文化の遺構とされ、また「旧仮御所」として国の史跡に指定されてい...
京都府

角倉了以別邸跡 高瀬川源流庭苑

現在のみそそぎ川は京都府立医大病院の北側で鴨川から取水し、そのまま暗渠で荒神橋を越え、京都市職員厚生会職員会館のあたりで河川敷に姿を現すそのまま二条橋の下を流れ、その流れの一部が高瀬川源流庭苑へ入り、高瀬川に注ぎ込んでいる。「がんこ高瀬川二...
京都府

高瀬川の源流を求めて鴨川を行ったり来たり

鴨川の源流庭園を紹介してからやたらとその前はどうなっているんだろうと気になりだしたさっそく出かけて出町柳から二条大橋まで行ったり来たり。結局目に見える形で取水口を見ることはできないんですね。安定した流量を確保するためにはそれなりの工夫が必要...
東海

東海道の古い町並みと絞りの町 有松宿

有松は池鯉鮒宿と鳴海宿の間宿である。古い町並みがそのまま残り、江戸時代の風情が味わえる歌川 広重の「東海道五十三次」鳴海と有るが、実は有松と言われている。47番目の鈴鹿の関宿と同じく現在も当時の佇まいが残る。駐車場の上にあった『竹田庄九朗』...
大阪府

水の底に消えた蕪村の故郷・毛馬村

江戸・天明期の俳壇革新者であり、南宋画の開拓者、俳画の創始者といえる与謝蕪村は享保元年(1716)、摂津国東成郡毛馬村(大阪市都島区毛馬町)に生まれた。20歳のころには江戸にあり、夜半亭宋阿に師事し、俳諧を学びました。もともとは淀川の本流で...
大阪府

ありがとう赤川鉄橋

昭和4年から85年間、地域住民から長らく愛されてきた「赤川仮橋」が10月31日24時に閉鎖すると大阪市建設局から発表された。おおさか東線(北梅田 - 放出間)の開業により、廃止されるものたが青春時代の思い出も多く、お別れに行ってきた。淀川水...
奈良県

初秋の飛鳥路散策

初秋とはいえ日中はまだ暑い。初秋の飛鳥散策としゃれ込んではみたが、日中はやはり暑い。先ず高松塚壁画館を目指す。のどかな風景に心洗われる。高松塚壁画館は高松塚古墳より発見された石槨内部の模型と、永久保存が図られている高松塚古墳の出土品(模造)...
北海道

鰊漁の盛衰に伴って、天国も地獄も経験した江差

江戸時代はニシンの漁場および北前船によるヒノキアスナロなどの交易港で、「江差の五月は江戸にもない」といわれるほど栄えた。町名の由来はアイヌ語で岬を意味する地名エサシ (esasi) であり、宗谷総合振興局の枝幸町と同じ語源である。放送局の天...
東北

藤原三代栄華の跡 中尊寺

創建は嘉祥3年(850)に慈覚大師円仁によって開山されたとされる中尊寺は天台宗の東北大本山。その後奥州藤原氏初代の清衡が長治2年(1105)から中尊寺の再建に着手し、天治元年(1124)に金色堂が竣工、基本的な伽藍が完成したのは21年後の大...