北陸 春先取り 火と水が織りなす荘厳の世界 お水送り 天平勝宝 4年(752)インドの渡来僧・実忠が二月堂の建立の時、修二会を催して全国の神々を招きましたが、遠敷明神が漁に時を忘れ遅刻。そのお詫びに本尊に供えるお香水を若狭から送ると約束し、二月堂の下の岩をたたくときれいな水が湧き出したと伝えら... 2013.06.16 北陸
京都府 竹送りの寺 国宝十一面観音を拝む 大御堂観音寺 京都府京田辺市の『観音寺(大御堂)』は、奈良時代に、天武天皇の勅願により法相宗の僧・義淵が創建。さらに、聖武天皇の勅願により良弁が伽藍を整え「普賢教法寺」と号し、十一面観音立像を安置。法相・三論・華厳の三宗を兼ねた大寺で、「筒城の大寺」と呼... 2013.06.16 京都府
滋賀県 てんびんの里五個荘 商人屋敷めぐり 古来より交通の要衝で、古代には東山道、近世には中山道や御代参街道(伊勢道)が通り、現在も国道8号と東海道新幹線が町中央部を横断している。その利点を活かして、中世以降近江商人発祥地の一つとして発展。特に江戸時代後期から昭和初期にかけて多くの商... 2013.06.16 滋賀県
滋賀県 私費で建設した明治天皇行在所 慶雲館 明治20年、明治天皇の長浜行幸に際し、当地の富豪・浅見又蔵氏が行在所として急遽建設しした。明治天皇・昭憲皇太后夫妻が京都を発った当日朝の時点では、建設工事の後かたづけも終わっていなかったという。夫妻は同日13時前に長浜港に到着し、同館で昼食... 2013.06.16 滋賀県
北陸 ああ岩壁の母 舞鶴引揚記念館 舞鶴港は、戦中は旧海軍の軍事的拠点として使用されていたが、戦後は大陸に進駐していた軍人軍属や一般人の日本本土への引揚、および日本に在留していた中国・朝鮮人の送還のための指定港のひとつとなった。他港が早々に引揚港から除かれたため、これら引揚者... 2013.06.16 北陸
四国 南海の名城、高知城 高知城は大高坂山(標高44.4m)上に築かれた、梯郭式平山城。山の南を流れる鏡川、北の江の口川をそれぞれ外堀として利用している。別名、鷹城(たかじょう)。本丸の建物が完全に残る唯一の城として知られている。追手門高知城の表門。石垣の上に渡櫓を... 2013.06.15 四国
四国 蜂須賀氏の居城 徳島城 吉野川河口付近の中洲に位置する標高61メートルの城山に築かれた山城と城山の周囲の平城からなる、連郭式の平山城。北を助任川、南を寺島川(現在のJR線路)に囲まれ、東には堀を設けた、自然の地形を巧く利用した城だった。天正十三年(1585)阿波国... 2013.06.15 四国
奈良県 お里沢一の霊蹟 壺阪寺 本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台としても有名。園内には養護盲老人ホーム慈母園がある。投身の谷の上に立つお里澤市の像。壺阪霊験記で知られている盲目の沢市が使用したとされ、古く... 2013.06.15 奈良県
奈良県 筒井家の本拠 高石垣の城 郡山城 平山城または平城として明智光秀や藤堂高虎らが普請に携わり、筒井順慶や羽柴秀長らの主導によって改修された。主な城主は筒井氏、豊臣氏、水野氏、柳沢氏鉄御門跡本来ならばこの斜め向かいにもうひとつ石垣があり、その上に櫓が建っていた。奈良盆地を一望す... 2013.06.14 奈良県
東海 天下人家康の究極の城 名古屋城 その絢爛豪華な造りから、徳川幕府の権力を誇示する、シンボル的な城郭としてとらえがちな名古屋城。ところがその実態は、大阪の豊臣方に対して旺盛な戦闘意欲を随所に秘めていた、まさしく「戦闘指令所」といえる巨大城郭であった。能楽堂の裏手に、加藤清正... 2013.06.14 東海
北陸 北の庄城 勝家が築いた幻の名城 北の庄城は天正3年(1575)に築城が始まり、織田信長の安土城天主(7層)をしのぐ、9層の天守閣を持つ日本最大級の城だったと記録に残っている。天正11年(1583)羽柴秀吉に攻められ落城。城もわずか8年で「幻の名城」となった。北の庄の地には... 2013.06.14 北陸
北陸 継体天皇を足羽山に訪ねる 越前出身といわれる継体天皇を訪ねるべく、福井を訪れた。当日は越前各地の継体天皇ゆかりの地を散策する予定だったが、想定外の雨に見舞われやむなく今後再訪することとした。越前平野の治水と笏谷石(しゃくだにいし)採掘で知られ、洪水が治まるよう足羽山... 2013.06.14 北陸