晩秋の長居植物園

大阪府

10月も中旬を過ぎると紅葉が気になります

晩秋とは

言い換えると「秋のフィナーレ」みたいな感じですね。
暦の上では、「晩秋」はおおむね10月下旬〜11月上旬を指します。

正確には「立秋(8月7日ごろ)〜立冬(11月7日ごろ)」が“秋”とされていて、

その中で最も終わりに近いのが晩秋、つまり立冬の前日(11月6日ごろ)までということになります。

初秋 立秋〜処暑(8/7〜8/22頃)
仲秋 処暑〜寒露(8/23〜10/7頃)
晩秋 寒露〜立冬前(10/8〜11/6頃)
なので、「11月に入ると晩秋」って覚えておくとわかりやすいですよ!

久しぶりに長居植物園を訪れた スモークツリーも紅葉が始まっています


カツラの葉も紅葉しています。

カツラは秋に黄葉するとよい香りがする葉から、抹香を作る

京都の葵祭には、フタバアオイ(別名:カモアオイ)とともに、カツラの葉が飾られる。
カツラの葉が用いられるのは葉の形がアオイに似ているところから用いられると考えられているが、アオイが減った現代では、そのほとんどにカツラの葉が使われている。

ハナミズキのみが赤く実っています。

葉はまだ紅葉していません。
ハナミズキは、秋になると美しい紅葉を見せますが今年は少し遅れているようです。

ケヤキの黄葉もまだのようです

ケヤキは個体によって紅葉の色が「赤」「橙」「黄」と3種類存在し、ケヤキの並木通りでは、すべて同じ木であるのに木によって色が異なるという現象が起きます。

ケヤキの紅葉の色は遺伝的に強く支配されており、紅葉が赤いケヤキは毎年赤く紅葉し黄色いケヤキは毎年黄色く紅葉することが分かりました。
また、接ぎ木で増殖させた苗木でも、同じクローンであれば同じような紅葉色になることが分かりました。

紅葉時のケヤキ並木は、非常に美しい街の景観として親しまれていますが、今後は紅葉色が赤色のケヤキと黄色のケヤキを使い分けることによって、その色の配置も街の景観としてデザインされるようになるかもしれません。

セイヨウトチノキの紅葉では黄色なって黄葉するが、時間がたつと橙色を帯びる。

コスモスは皆に人気のようです。

「蓮枯れて池あさましき時雨かな」

この句は江戸中期の俳人で画家の与謝蕪村が詠んだとされています。

枯蓮は「かれはす」とも「かれはちす」とも読みます。
夏の間咲き誇った蓮の花が枯れて無残な姿をさらすギャップに心惹かれます。

サキシマフヨウ

フヨウの仲間であり、先島諸島を始めとする南西の島々に分布することから、サキシマフヨウと名付けられた。

同属であるフヨウやムクゲが夏から秋にかけて開花するのに対し、サキシマフヨウは秋から冬にかけて開花する

花はふつうは一重だが、八重咲きする品種もある。樹皮は繊維質で和紙の補助原料として使われる。
中国では、古くに紙の原料として使われていた。

コムラサキ(小紫)

秋になると、小さな紫色の実をたくさんつける低木があります。
実をたくさんつけて枝が垂れる姿に日本の秋の風情を感じる方もいらっしゃるでしょう。

この植物を「コムラサキ(小紫)」と言います。

似た花を咲かせる仲間の木に「ムラサキシキブ(紫式部)」があります。
「ムラサキシキブ(紫式部)」と比べて大きさが小ぶりなので、「コムラサキ(小紫)」という名前がついたと言われています。

シロガネヨシ(学名: Cortaderia selloana)は、イネ科シロガネヨシ属の多年生植物。英名からパンパスグラスとも呼ばれる。

ミューレンベルギア・カピラリス

アメリカ合衆国を原産地とするイネ科ネズミガヤ属(ニューレンベルギア属)の多年草。
夏から秋にかけて、赤い花穂をつけ、花が終わった後も長く残存する。
ただし、他のイネ科と同じく、花の期間はとても短い。

花のように見えている部分は、花が並んでいる枝の集まりである。
冬になっても、霜が当たらない限りは、葉が枯れることがないため、庭の植込み等に植栽される。

皆に人気です、携帯で撮影し合う姿が見られます。

ススキ

平安時代の女流作家・清少納言も、「枕草子」の中で「秋の野のおしなべたるをかしさは、すすきこそあれ。穂先の蘇枋(すおう)にいと濃きが、朝露にぬれてうちなびきたるは、さばかりの物やはある」と、ススキの穂の色の美しさを礼讃しています。

蘇枋とは、黒味を帯びた赤色のこと。
現代語訳は、「秋の野の最高の情緒はススキにある。濃い蘇枋色の穂先が朝露に濡れてなびいている情景は、これ以上の物があろうか」。

コキアは、アカザ科の一年草で、春に種をまき、晩秋に寒さで枯れるまで鮮やかな緑と紅葉を楽しむことができます

草姿は円錐形で、繊細な茎葉が密に茂り、観賞期間が長いのが特徴です。
コキアはユーラシア大陸に広く分布し、日本には1000年以上前に渡来した記録があります。

また、枯れたコキアの枝を使ってほうきを作ることもできます。

夏には青ユズ、秋から冬は熟した黄ユズが出回る

日本人に好まれる酸味と香りから、香辛料、薬味、調味料に使われる。
冬場はユズの果実を風呂に入れて柚子湯にする。

また、果実には薬効が期待されて、民間療法にも使われる。

ジャカランダの実を見つけた

ジャカランダ(Jacaranda)は、ブラジルやアルゼンチンなど南米原産の落葉高木です。
最大の特徴は、初夏に咲く鮮やかな紫色の花。
その幻想的な色彩と優雅な樹形から、「世界三大花木」のひとつにも数えられています。

ジャカランダは、国内でも限られた場所でしか見ることができない貴重な花木です。
その鮮やかな紫色と、南国を思わせるエキゾチックな雰囲気は、日常を忘れさせる癒しを与えてくれます。

青空にジャカランダが素晴らしい 長居植物園

世界3大花木ジャカランダを見る

長居植物園へのアクセス、行き方歩き方

住所:大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6696-7117 FAX:06-6696-7405

地下鉄御堂筋線「長居駅」より徒歩10分

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