行き合いの空 夏と秋がすれ違う瞬間

年間行事

今頃の空を表す、行き合いの空(ゆきあいのそら)という言葉がある


夏の入道雲と秋のうろこ雲やすじ雲の入り混じった雲が行き合っている空のようすをいう。

ちょうど、積雲や積乱雲のように夏らしい雲と、うろこ雲やすじ雲のような秋らしい雲が、同時に空に見えるような状態を、古くからの日本語で「行き合いの空(ゆきあいのそら)」と呼びます。

風情のある言いまわしで、古くから使われている。
「夏衣かたえ涼しくなりぬなり夜やふけぬらんゆき合いの空」  慈円
「夏と秋と行きかう空のかよい路はかたへ涼しき風や吹くらむ」  凡河内躬恒

夏から秋へ移行する時期は、残暑と朝夕の涼しさとのギャップが激しく、うまく調整しないと体調を崩してしまう。
また同じように、陽から陰に変わっていく心情を素直に受け入れないと鬱々となる。

端境期は空洞になるのでしっかり気を引き締めないといけないようだ。
夏の終わりはいつも淋しさ、やるせなさを感じる。

二十四節気で言えば白露~秋分

二十四節気「白露」とは?

【白露】 初候 草露白し(くさのつゆしろし) 9月7日〜9月11日頃

この時期は、二十四節気では「処暑」から「白露」へ。
そして七十二候では、「草露白(くさのつゆしろし)」と言われています。

処暑

今日は立秋

朝晩の気温が下がり、草には白く光る露が現れます。
草むらを歩けばひんやりと足が濡れる露時雨。

この露も秋の季語だそうですね。
肌で感じる季節をていねいに表現している日本語って、ほんとうに素晴らしいと思いませんか。

また、白露の「白」も日本文化に深くかかわっている中国伝来の五行説では、白は秋の色なのだそうです。
そんなところから、秋は、白秋とも言われるとか。

秋分(しゅうぶん) 9月23日頃
気象協会によると、9月、10月は徐々に朝晩の気温は下がりやすくなりますが、日中は厳しい暑さがいつまでも続くなど、秋の訪れはゆっくりとなる見込みということです。

暑い夏が間もなく終わる・・・・そして楽しい秋がやってくる

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秋の美ヶ原をめざそう紅葉の見ごろはいつ?例年の見ごろは、10月上旬から中旬。レンゲツツジ・シラカバ・カラマツなどが、赤や黄色に色づきます。

行き合いの植物たちを


桃栗三年、柿八年(梨の馬鹿めが十八年、もしくはユズの馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十六年) – 種を植えてから実を収穫できるまでの期間を指すことわざ


日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから学名にも kaki の名が使われている。


チョコモカ
チョコモカは四季咲き性のチョコレートコスモスです。


かわいい朝顔が開花中。


オミナエシ(女郎花 Patrinia scabiosifolia)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。
秋の七草の一つ。
チメグサ、敗醤(はいしょう)ともいう。

昨日の夕焼け 秋の気配

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