大阪城は安土桃山時代に築かれ、江戸時代に再築された日本の城、別称は錦城(きんじょう、金城とも表記)
大阪城は戦国時代の大坂本願寺(石山本願寺)を前身とし、織田信長と戦った石山合戦、豊臣秀吉による築城、大坂の陣による落城、徳川幕府による再築、明治維新の動乱による焼失、明治維新後の陸軍管轄、戦後の公園整備と、日本の歴史とつねに深いかかわりを持ちながら現在に至っています。
いま見ることができる石垣や堀、大手門・多聞櫓・千貫櫓などといった古建造物はすべて徳川時代以後のもので、一帯は国の特別史跡に、古建造物のほとんどは重要文化財に指定されています。
歴史ある建物の中にレストランやショップが集まった複合施設
大阪城を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができ、歴史と現代が融合した洗練された空間で大阪観光の新たな魅力を発見できます。
特に、屋上からは大阪城を間近に見ることができ絶景スポットとして人気です。
西外堀
正門のある堀ということもあって幅も広く石垣も綺麗に積まれています。
大阪城の再建工事の初めごろに建造されたこともあり丁寧な石組で石垣は出来ていますが、後期に建造された南側の石垣と見比べてみると面白いかもです。
大手門に向かう途中の南西の角から眺めることもできます。(西石垣の総延長は約1.5km。堀の最大幅は75m。)
豊臣秀頼・淀殿自害の地の碑
豊臣秀頼らがここで自害したということを示す碑。
大阪城公園北側の極楽橋から入ると天守閣に行く直前(刻印石広場)の階段の左手(東)にある。
淀君並殉死者三十二名忠霊塔
淀殿など大坂の陣で殉死した方の慰霊塔。
上記の碑のある場所の反対側にあるので刻印石広場を右側(西)の石垣に向かって行くとある。
非常に分かりづらい。
南外堀
石垣の高さは大阪城で2番目となっていて、堀の幅も広いので雄大な外堀の景色を楽しめます。
築城技術が全盛で、さらに南外堀は築城の最終段階でつくられたこともあるので 石垣の石組の完成度が非常に高くなっています。
一般の観光の方は、南外堀だけを見るために長い距離を歩くことは少ないと思いますが、西側の大手門に行く途中や東側の玉造門に行く途中に眺めることもできます。
(南石垣の総延長は約2km。堀の最大幅は75m。)
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アクセス
JR環状線「大阪城公園駅」か「森ノ宮駅」:18分
大阪市営地下鉄・中央線「谷町四丁目駅」か「森ノ宮駅」:18分、「天満橋駅」:19分
大阪市営地下鉄・長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」「森ノ宮駅」:18分
京阪電車本線「天満橋駅」:19分
JR東西線(学研都市線)「大阪城北爪駅」:21分
ほとんどが徒歩18分~19分なのでどの駅からでもOKです(大阪城北爪駅だけ少し離れています)。
どこが近いかというと、どこも遠いですね。
どの駅からもすぐに大阪城公園内に入れるのですが、そこから天守閣までが遠くなっています。
ただ初めての方は大阪城公園内を歩くことになるので楽しいですよ。
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