この前から日の出前の写真が撮りたいと狙っていたのだが、天候が悪くなかなかチャンスに恵まれずにいた。
姫松橋の袂、5時5分、日の出が5時15分なので10分前だ。
朝の太陽が上がってくるときまずあたりが明るくなり始めてそのあと太陽が地平線から顔を出します。
この明るくなり始めるときが夜明け、太陽が地平線から顔を出すときが日の出です。
島崎藤村の小説「夜明け前」は真っ暗な時間ということになりますね。
日の出前においては黎明(れいめい)、払暁(ふつぎょう)、彼者誰(かわたれ)、明け(あけ)、夜明け(よあけ)、暁(あかつき)、東雲(しののめ)、曙(あけぼの)などの名がある。
一方、日の入り後については黄昏(たそがれ)、夕暮れ(ゆうぐれ)、日暮れ(ひぐれ)、薄暮(はくぼ)といった語がある。
日の出前の「彼者誰(かわたれ)」は「彼は誰」、日没後の「黄昏(たそがれ)」は「誰そ彼」が元々の意味であり、いずれも薄暗くて人の見分けがつきにくいことから、このように呼ばれる。
日の出時刻少し前の薄明の空に、きれいなグラデーションの朝焼けが現れました。
オレンジ色、金色、紫色、紺色など徐々に染まり方が変わり、太陽の光源もないことから、風景が最も美しく見える時間とも言われています。
焼け空は最も美しいのは夏から初秋にかけて。
7~9月頃はダイナミックな焼けが見られることが多い。
その理由は、積乱雲や羊雲など塊の雲ができやすいから。
完全に晴れると、沈みかけた太陽の光を受ける雲がないので、オレンジ色の焼け空になるだけでつらない。
天気予報を見て、日の出・日の入り時刻の直前が曇りのち晴れ、あるいは晴れ時々曇りといった予報だと、最高の空を見られる可能性があります。
また、台風の直前・直後は強風で雲が入り乱れて隙間ができやすいので、爆焼けが起こりやすいです。
雲の動きも速く、短時間でコロコロと変わる空の表情を楽しめます。
住之江公園に戻ってきました。
そのままいい天気になるのかと思いきや、曇り空になってしまいました。
日の出を撮影するとき、見落しがちな問題点があります。
それは建物や電柱などの障害物。
都会では障害物のない場所を探す方が至難の業です。
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