隠棲の地 三千院の冬

京都府


冬枯れの木立に青空が似合う。

坪庭の笹にかすかに陽が射す、そして残り雪。

聚碧園の池も凍てつく、木漏れ日がきれいです。

手水鉢も凍って寒そう。

本堂から見た庭園、背景に見えるのは往生極楽院。
苔に残雪、斜めからの日差しがいいね。

この日も寒さにかかわらず多くの参拝客でにぎわっている、客足のわずかに途絶えたところをパチリ。

池への映り込みがきれいです。
恋に疲れた一人旅の女性は、池の水面にどんな想いを映し出していたのでしょう。

有清園(ゆうせいえん) 豊臣秀吉の建立といわれる宸殿(しんでん)を囲む回遊庭園は、杉苔が地面を覆い、天に向かって真っ直ぐに伸びた北山杉が立ち並ぶ。

三千院を訪れる楽しみは愛らしい童地蔵。

光が射し込むまで待ちます。


作家の井上靖が「東洋の宝石箱」と称賛する二つの苔庭(聚碧園・有清園)はまさに見事であります。

陽が傾いてきました、そろそろ帰宅の時間です。

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