ミホミュージアムのエントランスから枝垂れ桜の並木道が美術館へ続きます。
今日はあいにくの雨、しかし、日曜日とあって大変な人出です。
MIHO MUSEUMの本館は、駐車場に隣接するレセプション棟からさらに一山越えたところにあります。
レセプション棟からはしだれ桜の並木道がおよそ150mほど続き、まるで桜のカーテンのようです。
枝が長くしだれるのが特徴で、江戸彼岸よりも一層優雅な趣きがあります。
葉が出る前に淡紅白色の花が咲き、満開時には白くなります。
いよいよトンネルですが、桜の種類、傘の色のコラボレーションが素晴らしい。
「桃源郷」をイメージして造られているだけあって幻想的なシーンが続きます。
利用者の移動を助けるためと環境にあわせ、電気自動車がレセプション棟と展示館の間を往復していますが桜の最盛期は人でも多く混乱を避けるため運休です。
後ろを振り返るとトンネルの向こうに見事な桜。
壁面がピンクに染まっています。
移動すると壁面の色合いも変わってきます。
トンネルを抜けると吊り橋。
建築容積の8割が地下に埋没しているというこの建物は、周囲の自然景観保全に配慮したもの。
ミュージアムからの眺め、向こうに見える白い建物、あれは神慈秀明会の本部です。
左にあるのはカリヨン塔と呼ばれるもので、これまたI・M・ペイさんが設計したという。
本部は信者のみ立ち入り可能とのことで、一般人は立入禁止です。
ミュージアムは世界救世教から分立した宗教法人神慈秀明会の会主・小山美秀子のコレクションを展示するため、1997年(平成9年)11月に開館した。
雨に濡れた緑がきれいです。
設計はフランスのルーブル美術館のガラスのピラミッドやワシントンのナショナルギャラリー東館などを手掛けた世界的にも有名なI.M.Pei氏
コレクションは、ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域と時代に渡る優品2000点以上が含まれている。
「曜変天目」見学は平日の午後をお奨めします。
土日の午前中は約1時間待ちになっております。と、ホームページに断りが入っている、事実1時間並びました。
レストランでは自然農法で作られた作物が提供されているようなので、たぶん値は張るけど身体に良さそうです。
食べたかったな。
しかし長蛇の待ち行列に退散。
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