立春を過ぎ住吉大社の境内の紅梅・白梅が咲き始めました。
寒い日が続く中にも、小さな春を感じることができます。
学問の神様・菅原道真が「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」と詠んだ気持ちがわかりますね。
渡部さとるさんの『旅するカメラ2』の感度分の16を読むと不思議とその値で撮って見たい気持ちになります。
写真を撮ることは光をとらえることですから、順光露出が適正になる設定で固定するとどこに光があたっているのかを見る練習になりますし、普段は認知できない明るさを感じ取れるようになります。
何より、はじめたては丁度いい明るさばかりになってしまい、表現の幅が狭くなりがちですから色がしっかり出てコントラストが高い写真を体験することはとても良い刺激になると思います。
こういう気づきを得られる体験から写真の面白さを知れる、素敵ですね。
青い空と白い雲に露出を合わせるとこのような写真になります。
しかし、現実のカメラは全ての設定がカメラで自動的に行われます。
ファインダーを覗いてちょうどいい明るさばかりに気を取られて本当は青い空がそこにあるのにシロトビした空になってませんか。
表現の幅が狭くなってしまわないよう時々チェックが必要なのではと思っています。
時々は渡部さとるさんがおっしゃるように「ひとつの露出で撮る」ことも必要なのだろうと思います。
参考になった本シルバーエイジの健康読本もどうぞ