新温泉町岸田川源流の集落を通過し、「お面ケ滝」「亀滝」を通り過ぎ、鳥取県境の「畑ガ平高原」に近い沢を入り、車を降りて10分位のところにあり、新しく命名された「猿壺の滝」。
落差はほとんどないが、周囲のロケーションとマッチした優しい姿の滝である。
曲がり上りを繰り返し、目印の小さな看板を発見、その少し先に駐車スペースもある。
いきなり渡河、最初から長靴で臨む、ほんのわずかの歩きで滝に到着。
正面左から迫る、大きいとは言えないが美しい滝だ、大阪から4時間もかけてやってきただけのことはある。
苔やシダ類に覆われた美しい滝です。
滝の上部、緑がきれいです。
滝の落ち口あたり、苔むした岩、シダ類もきれいです。
少し上部から滝壺を狙う。
おっと右端にカメラマンが入ってしまいました、狭い滝壺、うっかりするとこういうニアミス。
滝の裏側からのショット、水のカーテン越しの景色もいい。
引き揚げ!!の声がかかった頃、陽が射してきました。
躍動的で神秘的な雰囲気が漂ってきました、こんな状況で引き揚げなければならないなんて悔しい。
おそらくこの滝は、午後からの陰の中、曇りの日陰の中で見る方が、その美しさが際だつのかもしれない。
コンデジで最後のショット、光芒が眩しい。
猿壺の滝へのアクセス、行き方歩き方
兵庫県美方郡新温泉町岸田・畑ヶ平高原
国道9号を新温泉町から鳥取方面へ。
出合橋交差点を過ぎて蒲生峠手前左に「おもしろ昆虫博物館」が在りそこで左折県道262号へ入る。
道なりに進み県道103号~県道408号に入る。
やがて肥前畑と畑ヶ平方面への分岐が在るのでそこで畑ヶ平方面に進む。
畑ヶ平の滝群は林道側に在り、標識も在るのですぐ解かります。
滝見道入口から滝まで約5分、踏み跡程度の道で足元も悪い所が在るので長靴がお勧めです。