昨日までの雨の予報とは裏腹に太陽がかおを覗かせる。
昨夜22時に大阪を出発、車山高原富士見台での早朝撮影を済ませ、今は横岳ピラタス蓼科ロープウエイ乗り場にいる。
ピラタス蓼科ロープウエイは、信州蓼科高原の八ヶ岳にあり、標高1771mの 山麓駅 ~北横岳と縞枯山の稜線にある山頂駅(標高2240m)までを約7分間で結ぶ100人乗りロープウエイ。
山麓駅から白樺越しに見える中央アルプス。
茅野の街は雲海の中です。
「ピラタス」は、日本三大アルプスを一望できる終点・横岳坪庭の眺望から、アルプス山脈を一望する優れた眺望で知られるヨーロッパの著名観光地、スイス・ルツェルンのピラトゥス山にちなんで命名された。
ロープウェイを降りると、そこは標高2200メートルの溶岩台地。
坪庭と呼ばれる雪化粧した天空の庭が広がっています。
ハイマツやシラビソなどの針葉樹林越しに阿弥陀岳の山頂部がのぞく。
山頂駅から中央アルプスを望む。
市街地は茅野の街。
おりからの太陽光で雪がダイヤモンドのようにキラキラ輝いてまぶしい。
キュッ、キュッっと音を立て、片栗粉の様な雪を踏みしめて歩いていく。
平日と言う事もあって、誰にも会いません。
キュッ、キュッっと音を立て、片栗粉の様な雪を踏みしめて歩いていく。
平日と言う事もあって、誰にも会いません。
お昼頃からガスが出てきて阿弥陀岳、赤岳も霧に包まれていく。
南アルプスも雲海に包まれていく。
撮影が終わりロープウェイで下るころにはガスがかかり、一面の霧の海となった。
茅野の街も雲海の底に沈んでしまった。
昼に雲海が発生するのは珍しいこととロープウェイの乗務員が解説していた。
山麓駅に着いたが茅野の街はガスに包まれている。
帰路、ビーナスラインを走るも霧に包まれてしまいドライバーには気の毒であった。
撮影中の午前中だけ晴れるというまさに神がかり的な撮影日和となった。
霧の中をひたすら大阪へ向かう。