今年は司馬遼太郎の没後20年にあたる。
御存じの通り彼の命日2月12日は 「菜の花忌」として有名です。
地域の人達、お世話になった人達、ボランティアの人達の協力のもと準備が整っています。
今日はその様子をお伝えしたくて一日歩いてきました。
河内小阪駅前の小坂商店街(スカイドーム小坂)では商店街の人達、ボランティアの協力で菜の花が飾られています。
生前彼の愛した菜の花を飾ってお祝いします。
路面の案内表示を辿ります、前方にちらりと菜の花がみえている所が中小阪公園。
ここには「21世紀に生きる君たちへ」の文学碑があります。
司馬遼太郎の回忌の名「菜の花忌」は、江戸時代の廻船商人である高田屋嘉兵衛を主人公とした歴史小説「菜の花の沖」に由来する。
一方こちらは八戸ノ里駅、ここも地域の人達の協力のもと菜の花で飾ら気ています。
改札口には司馬遼太郎記念館の企画展の案内と「司馬遼太郎記念館へようこそ」という案内地図があります。
布施高校グランド前、記念館への案内と、菜の花を咲かせようの案内。
布施高校の側を記念館へ向かう、後ろを振り返り八戸ノ里駅の方向を見たところ。
布施高校の角を曲がります、この辺りは布施高校の皆さん、彼の出身校、上宮高校(当時の中学)の皆さんの育てた菜の花です。
館では「菜の花ロード」と呼んでいます。
記念館玄関、正面は福田家の玄関です、昨年暮れ奥さんのみどりさんが亡くなられて今はひっそりとしています。
館の入り口まで地域の皆さん、ボランティアの皆さんの育てた菜の花が並びます。
この通路、コンクリートではなく、土を固めたものです。
書斎の前まで来ました、彼の愛した雑木林と菜の花。
記念館が見えてきました、安藤忠雄の設計で有名です。
書斎は司馬遼太郎の創造空間、未刊に終わった「街道をゆく-濃尾参州記」を執筆中のままの形で保存されています。
手前のサンルームで資料を読んだり庭の木々を眺めて休息していたと言います。
開館前には無かった新庭、書斎など記念館全体を見渡すことができます。
季節の花木が植えられ落ち着く空間です。
さらに奥へ進みます。
館の手前を右へ。
花供養碑です。
司馬遼太郎の自筆の歌碑、2006年、河内長野市にあった文化・リゾート施設から移設された。
いよいよ館に入ります。
緩やかなカーブと東面のガラス壁が好きです。
ここには指宿市民の皆さんの育てた菜の花が置かれています。
左手に雑木林を眺めながら進む、新緑、紅葉の頃はひときわきれいです。
この時期緑の苔もきれいです。
記念館の玄関、2月12日、菜の花忌の日には、ここで菜の花をいただくことができます。
駐車場にも菜の花。
裏へ回って福田家の玄関、ここにも菜の花。
この時期地域全体が菜の花で覆われます、菜の花忌を中心に、3月中ごろまで菜の花を楽しむことができます。
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司馬遼太郎記念館へのアクセス、行き方歩き方
大阪府東大阪市下小阪3-11-18
06-6726-3860
近鉄「八戸ノ里駅」 徒歩約8分
近鉄「河内小阪駅」 徒歩約12分