有名な「土管坂」。
右側が「焼酎瓶」、左側が「土管」、道にも土管が埋められて、空以外、常滑焼に囲まれた空間です。
地面には、「ケサワ」という土管の焼成時に使用した廃材が敷き詰められ再利用されており、滑らず歩きやすいように工夫されています。
ランダムに敷き詰められたケサワが個性的な模様になっていてとてもオシャレ!
土管坂は土管と焼酎瓶で埋め尽くされた坂道で、坂が崩れるのを防いでいる。
常滑の「やきもの散歩道」は土管坂の連続である。
江戸時代後期に復興した常滑焼は、幕末に中国から導入された技術で連房式登り窯が作られ、大量生産が開始された。
明治時代以降、陶管(陶製土管)やタイルの生産が開始され、陶管は全国の上下水道管のシェアの大部分を占め、産業資材や衛生陶器の分野において全国屈指の生産地に成長する。
また、茶器、花器、鉢、干支の置物や招き猫などの民具、江戸時代に生産が開始された朱泥の日本茶用の道具(急須、湯飲みなど)は常滑焼を代表するものである。
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