光の春

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今は亡きお天気博士倉嶋厚さんの著書に、立春の頃の春を「光の春」というとあります。

シベリア語から採ったという、寒いさなかに太陽高度が次第に高くなり、陽の当たる側の屋根の雪が光でわずかにとけて、つららの先から最初の一粒の水滴が輝きながら地面の雪の上に落ちるような日が、「光の春」の始まりらしいと書かれています。

春を待ちわびる人たちの気持ちがよく表れていますね。

気温が低いことはあっても、「光の春」が暖かさを伴った春の到来が近いことを感じさせるのが立春です。

立春の後の、二十四節気は、『雨水(うすい)』(2月19日ごろ)です。

この時期には、読んで字のごとく、『あまみず』が多くなる時期で、寒さが少し和らぎ始めると考えられます。

冬の空から、今まで降っていた雪が、雨に変わり、雪が溶け始めるころです。

昔から農耕の準備を始める目安として、この雨水の時期は考えられて来ており、先人たちの知恵がつまった日ともいえますね。

私も2月はもうすぐ春の感じがして好きな季節なのですが、今年はどうも様子が違う。

そうだ、いつもは長居植物園に春を探しに行っていたっけ。
ところが今年はリニューアル工事とかで3月一杯閉園なのだ。

そういうこともあってイライラしているのかな。

去年はこの時期に長居植物園を訪れている春待つ花たち 長居植物園
長く厳しい冬が一段落して、寒い中にも時折春の訪れを感じる頃、新しい季節を待つ気持 … 続きを読む →

久しぶりに日の出でも撮ろうかと思っても毎日毎日日の出時刻になると東の空に雲がかかっています。

ベランダから空を眺めると空が焼けているではないか、早速カメラを取り出した次第。

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