万葉故地 橋本の万葉歌碑 妻の杜

和歌山県


橋本駅より奈良方面に向かい大和街道を歩くと妻の杜(つまのもり)があります。

杜ということなのでこんもりと木々が繁っているという静かな雰囲気を期待して行ってみたのですが、大きな木は伐採されていて、とても明るい雰囲気になっていました。

静かな住宅街の中にある。

国道24号沿いの旧大和街道の南側で、14段の石段を登ると、約200平方メートルの境内があり、椋(むく)の巨木の陰に、小さな祠(ほこら)と大きな歌碑が並ぶ。

紀の国に 止まず通はむ 妻の社
 妻寄しこせね 妻といひながら

         或云、坂上忌寸人長(巻九―一六七九)

紀の国に絶えず通おう、妻の社よ、妻を与えて下さい、妻という名なのだもの。

この歌にあやかって、ハート形の良縁祈願の絵馬を橋本駅前のはしもと広域観光案内所で1枚500円にて販売中。
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