牡丹、バラも見頃を過ぎ夏のムード、一足遅い初夏を求めて比叡を目指す。
叡山電鉄では2018年(平成30年)3月21日より新しい観光用車両「ひえい」を運行。
「ひえい」目当ての人も多く、運行時はいつも満席。
高野川は初夏のムード。
かつては旧愛宕(おたぎ)郡小野郷に属し、中世には八瀬庄(やせしょう)とも呼ばれた。
八瀬の地名の由来については複数の説がある。
壬申の乱(672年)の際、天武天皇(大海人皇子)がこの地で背中に矢が刺さり(矢背)、その傷をかまぶろで癒したという説がある。
あるいは、この地域を流れる高野川に岩瀬や急瀬などが多く、八つの瀬があったのが由来とする説もある。
その流路延長は17km、八瀬流域では八瀬川とも呼ばれる。
この辺りは紅葉の名所、池に映る緑が鮮やか。
叡山ケーブルで山頂を目指す、比叡山へは表の坂本からのルートが一般的かもしれないが、ガーデンミュージアムを目指すならこちら。
叡山電鉄叡山本線、叡山ロープウェイとともに京都市内から比叡山山頂へのルートを形成する。
高低差は561 mあり、ケーブルカーとしては日本最大。
7合目到着、ここからはロープウェイに乗り継ぎ山頂を目指す。
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