白銀のアルプス空中散歩

東海
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北アルプスの山並(槍ヶ岳、西穂高岳など)を、360度の視界で見渡そう。
期待を胸に奥飛騨温泉郷へ投宿。
新穂高ロープウェイは新穂高温泉から西穂高岳への岐阜県側からのアクセスを担う。
第1ロープウェイは標高1305mの鍋平高原駅まで運行。
第2ロープウェイはしらかば平駅から約7分で標高2156mの西穂高口駅に到着。

西穂高口駅は西穂高岳の登山口であり、上部の稜線上にある西穂山荘への登山道が通じている。
第2ロープウェイは日本初の二階建て構造のゴンドラのロープウェイ。
ちなみに2階建てゴンドラのロープウェイは、世界中を見渡してもスイスのサムナウン(Samnaun)と日本の新穂高にしか存在しないとても珍しいもの。

宿泊した新平湯温泉の宿の窓から焼岳が見えています。
新平湯温泉は信州側から一番近いところにあり乗鞍や上高地の交通にも便利で温泉と観光合わせて楽しめる。
明日の天気予報は晴れ。
素晴らしい眺望を期待しながら眠りにつく。

翌朝目覚めるとなんと雪が降っているではないか。
一瞬絶望感が広がる。

出発間近になって空に変化が。
少しだが青空ものぞき、先ほどまで見えなかった焼岳もぼんやりと見える。

と、思いきやガスが出てきて一面乳白色の世界に。
山の天気は変わりやすいのです。

諦めの境地で新穂高ロープウェイへ乗る。
ロープウェイの中からの画像だが、一面白色の世界。

標高2156mの西穂高口駅に到着。
槍ヶ岳、西穂高岳、笠ヶ岳と360度の眺望のはずがご覧の通りの乳白色の世界。
気温は氷点下12度、かなり寒い。

「雪の回廊」を少し進んでみる。
一面に降り積もる雪を通路に沿って除雪していくと、 繰り返すたびにだんだん高い壁ができ、やがて「回廊」となる。

その高さは、なんと3メートル! 
遊歩道の先は本格的なトレッキングコース。
装備がしっかりしていない場合は進むことはできない。

諦めて下山しようとした途端、俄かに視界が開けてくる。
しかし、そこはツアーの悲しさ、バスの出発時間が迫っている。

後ろ髪惹かれる思いでロープウェイに乗るも、外は-12゜の極寒の世界。
窓が凍りつき外の視界ゼロ。
やっとの思いで第一ロープウェイ「しらかば平」駅に到着。

「しらかば平」駅の周辺は素晴らしい白樺林の散策路が広がっている。

何故もう少し早くこの青空が来なかったのか。
悔しい。

西穂高口駅を出て、しらかば平へ向かう新穂高ロープウェイ(第2ロープウェイ)。
ロープウェイの向こうに見える山は笠ヶ岳(標高2,898メートル)

ロープウェイの車窓から。
もう少しガスがとれたら素晴らしい眺望のはず。

ロープウェイの車窓から。
この素晴らしい景色をロープウェイの「西穂高口」駅の展望台から見たかった。

もう「新穂高温泉」駅が見えてきました。

「新穂高温泉」駅に到着したときにはご覧の通りの青空。
晴れた時にもう一度訪れたいと願いつつ次の目的地へ。

クラブツーリズムのお勧めツアーはこちら!

新穂高ロープウェイへのアクセス、行き方歩き方

新穂高ロープウェイ公式サイト

住所: 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
営業時間:
上り始発 8:30
下り最終 16:45
TEL:0578-89-2252 FAX:0578-89-2815

交通アクセス:長野道松本ICより国道158・安房トンネル経由約90分
東海北陸自動車道・飛騨清見JCTから中部縦貫道・高山ICより国道158経由約80分
北陸自動車道・富山Cから国道41号(神岡)・国道471号(栃尾)・県道475号で90分
駐車場:有り (600台)