大正5年、藤田男爵が高野山光台院の塔を買入れ、当地に移建する。
昭和20年の空襲にも多宝塔は焼け残る。
屋根は銅葺で緑青の緑が印象的である。
庭園の中央に建つのが茶室“光雪庵”。
藤田伝三郎の号“香雪”にちなんで名付けられたこのお茶室はかつて藤田邸内に存在した40もの茶席のうちの一つ“会庵”を再構築したもの。
リニューアル前にも同名の茶室がありましたが、露地庭と共に今回装いを新たに。
この露地の中・周囲にもいかにも古そうな礎石が点在…。
作庭は梅園梅叟(ばいえんばいそう)という庭師により本邸とほぼ同時期に始められ、明治43年の新本邸建設時にもさらに整備されたといわれます。
一帯はもとは大川に隣接する平坦な土地でしたが、人工的に石組みや築山を設け、変化に富んだ光景が形成されました。
池泉回遊式日本庭園を巡る木橋は、長らく工事中だったが全通している。
庭園には巨石が点在し趣のある風情。
この時期は人も少なく豊かな緑を存分に足り占める。
桜ノ宮公園に面した中門。
普段は閉まってます。
藤田伝三郎氏は、1841年現在の山口県萩市の醸造業の家庭に生まれ、一代で藤田財閥を作りあげました。
ありとあらゆる業種の会社を経営し、今では誰もが知る大企業の多くの前身を築き、民間人初の男爵になります。
明治後期、総面積が約53,000平方メートルあり『網島御殿』と言われた藤田邸。
今は、その東邸は結婚式場を含む庭園が人気の料亭『太閤園』が創価学会に買い取られ目下工事中。
西邸は空襲で焼失するも、建て替えられ大阪市公館になり、現在はその建物をレストラン『ザ・ガーデンオリエンタル大阪』として営業しています。
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