安産守護のお社 月読神社

京都府


一般にツクヨミ(月読尊)は、『古事記』『日本書紀』の神話においてアマテラス(天照大神)の兄弟神として知られるが、月読神社祭神の神格はその記紀神話とは別の伝承で伝えられた月神であると考えられている。

『日本書紀』顕宗天皇3年2月条における月読神社の創建伝承では、高皇産霊(タカミムスビ)を祖とする「月神」は壱岐県主(いきのあがたぬし)に奉斎されたとある。

また『先代旧事本紀』[原 2]では、「天月神命」の神名で壱岐県主祖と見える。

これらから、当社祭神の神格は海人の壱岐氏(いきうじ)によって祀られた月神(海の干満を司る神)と推定される。
また別の神格として、壱岐氏が卜部を輩出したことから亀卜の神とする説もある。

山城への勧請には、中央政権と朝鮮半島との関係において対馬・壱岐の重要視が背景にあるとされる。

壱岐・対馬の氏族が卜部として中央の祭祀に携わるようになった時期を併せ考えると、月読神社の実際の創建は6世紀中頃から後半と推測されている。

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境内にある「月延石(つきのべいし)」は「安産石」とも呼ばれ、安産の神として信仰されている。

『雍州府志』所載の伝説では、この石は元は筑紫にあり、神功皇后が応神天皇を産む際にこの石で腹を撫でて安産し、のち舒明天皇の時に月読神社に奉納されたという。

御船社 祭神:天鳥舟命
松尾大社の末社にも属する。

松尾大社神幸祭の際には、御船社で渡御の安全祈願祭が行われる。

聖徳太子社 祭神:聖徳太子

月読尊を崇敬した太子の霊を祀ったものという。

解穢(かいわい)の水
自己の罪、穢れを除く効果があるという。

「願掛け陰陽石」


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