トロッコ列車と保津川下り

京都府
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2012年9月の記事ですが誤って消去してしまったものを今回再掲載したものです。
記事の内容は当時のままです違いがあればご容赦願います。

トロッコ列車の旅はここトロッコ嵯峨駅から始まる。
1時間に一本の運行だ。

峨駅から亀岡駅まで全長7.3kmを25分で走行、変化にとんだ沿線の風景を堪能!
5号車が、ザ・リッチ号となってます、買った切符を見たら5号車でした。
他とどこが違うのかというと・・・・全オープンなんです。

途中の陸橋上で一時停車サービスがある。
眼下を流れる保津川、これからここを船で下るのだ。

最初の駅保津峡駅に到着。
タヌキが出迎えてくれます。

「タヌキ」は古来より「他を抜く」という縁起があるとのことで、沿線の各駅にご覧のような愛らしいタヌキの置物が飾ってあります。

ちょうど眼下を船が下ってきた。
皆さん、盛んに手を振っています。

いよいよ川下りの開始です。
左手に愛宕山が見えています。

丹波高地を発した桂川は、亀岡盆地から京都盆地に出るまでの11.5kmにわたって愛宕山(924m)南麓の狭隘な山間部を蛇行して流れている。

この山間部の渓谷が保津峡だ。

左手に見えるのは「烏帽子岩」乗船場から約3km地点。

渓谷は巨岩、巨石に富んだ急流と瀞が続き、大高瀬、二股の瀬、殿の漁場、女渕、烏帽子岩、鎧岩、かえる岩、書物岩、ライオン岩などの見どころが連なっている。

左岸にハイキングコースはあるものの、嵐山からJR保津峡駅の間は清滝を経由していて渓谷沿いではない。

乗客約20名の平底船に船頭3名(本日1度目の下り)
1日に2~3度下るそうで、3度目ともなるとクタクタだという。

先頭一人、竿捌き、船尾に一人、一番重要な役目は、後ろのかじ取り、一番疲れるのは、先頭の竿捌き、次いで、船尾のかじ取り、待遇は同じため、途中で数度交代しながら平等な働きにしている由。

水難の守り不動尊
川の安全を守ってくれている神様だそうです。

難所の激流、絶妙な竿捌き。

ラフティングを楽しむ人たちに会った。

主に若年層の間で人気を集めているのがラフティング(コマーシャルラフティング)による保津川下りである。

保津川下りとほぼ同じコースをゴム製のラフト(ゴムボート)で下るラフティングは、一般的には観光川下りよりもスリルが味わえ、かつ「自分で操作する」という満足感を味わえるために人気が高まり、複数の業者が開催している。

時間帯によっては観光川下りの舟よりもラフトの方が多いこともある。

対岸をトロッコ列車が行く。

前方にJR山陰線の鉄橋が見える。
保津川の蛇行により、山陰線と5度クロスする。

京都の代表的な観光地である嵐山・嵯峨野に近いことから、1885年(明治28年)に観光客を対象とした遊覧船による川下りが行われるようになった。

この風流な保津川下りは夏目漱石の『虞美人草』を始め、水上勉、薄田泣菫、大町桂月、三島由紀夫など幾つもの文学作品に登場した。

向こう岸に小路が見える。

保津川の岸には舟曳路が造られ、人夫が川に浮かべた船を曳きながらここを川上へ歩いていた。
川を下った高瀬舟は、人に曳かれて約4時間かけて保津川を遡った。

昭和23年までは下った船を人力で引っ張り上げていた、というのだから驚きます。
現在では、遊覧船3艘を積んで亀岡へ戻るトラックを国道9号で見かけることができる。

岩には船頭のさす竿の跡やもどり舟を人力で引きあげた綱の跡が、ところどころについており舟下りの歴史を物語っている。

はじまりは江戸時代初期、木材、薪炭など丹波地方の産物を京の都へ送るために産業水路として、角倉了以が開いたもので、約400年もの歴史があります。

大正時代から昭和時代初期にかけて人力車で老の坂を越えてきて、保津川下りを楽しむ外国人観光客が多く、乗船場に通じる道に「異人街道」という異名がつけられたといわれる。

1920年(皇紀2580)大正9年
 ルーマニア皇太子
1922年(皇紀2582)大正11年
 英国皇太子
1926年(皇紀2586)大正15年
 昭和天皇、秩父宮妃殿下
1929年(皇紀2589)昭和4年
 英国グロスタニ公ご一行
アレキサンドラ内親王殿下
 ランドルマーガレット内親王殿下
1983年(皇紀2643)昭和58年
 常陸宮妃殿下と皇族の方々

孫六岩(一番大きい岩)
乗船場より約8㎞のところにあります。

保津峡駅まで下ってきました。
川岸には記念写真を撮るひとが待ち構えています。
船の中で申し込むと後で振込用紙と共に送ってくれます。

落合、乗船場より約13㎞の地点です。

保津川と清滝川との合流するところで、この落合は、険しい岩山に松の木々が生い茂り、保津峡の中でも、まさに風光明媚といえる場所なのですが、ここでの楽しみは、美しい景色だけでなく、あっ!と驚く時があります。

ここでは、ひんぱんに、殺人事件がおきます!!
そうです!!

それは、火曜日とか土曜日に事件は起き、そして、だいたい事件は、2時間で解決するやつです。
詳しくは、サスペンス・ドラマをどうぞ。

橋げたの赤い線は今までの一番高かった水位だとか・・・室戸台風って聞いたかな?

「ライオン岩」確かにそう見えます。

嵐山へ到着寸前に物売りの舟が来ます。
すぐに下りるので何も買うこともないだろう。

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