潟沼(かたぬま)、エメラルド色に輝く湖水は、世界でもトップクラスの酸性度を持つ。晴れた日には、水面の色が変化すると言われる、俯瞰で見られたらもっとキレイだろうと思うんだけど。
しかし、現在は雪に覆われていてシーズンオフです。
シーズンになると一周約30分、湖水の変化を楽しみながら周囲を散策したり、ボート遊びに興じることもできるのだが。
湖にはレストハウスもあり湖を眺めながら簡単な食事が楽しめる。
湖水は世界的に見てもかなりの強酸性であり、水素イオン濃度(pH)は2.4にも達する。
pHはかつては1.4であったが徐々に上昇している。
湖には生物は生息できないが沖を見るとカモが泳いでいるではないか、どうもないのかなあ。
周囲を胡桃ヶ岳、尾ヶ岳、松ヶ岳、鳥谷ヶ岳に囲まれた東西約500メートル、南北約400メートルのやや潰れた円形をなす。
湖はこれら鳴子火山群の火口湖と考えられていると同時に、火山活動により流出した溶岩による堰止湖とも言われている。
湖底からは絶えず熱泉ガスや水蒸気が発生しているため、東北地方の山間部にありながら冬季になっても一部は凍ることがない。
また,湖底からの熱源のため成層が弱く、夏期に突発的に全層循環があると、湖底からの硫化水素と上層の酸素の反応によってできた粒状硫黄により湖面が一面白濁する。
晴れた日には、水面の色が変化すると言われ、朝は青・昼は濃緑色・夕にかけてはエメラルドグリーンへと水の色が変化し、それぞれの趣を楽しむことができる。
紅葉の時期には山の紅と水の緑のコントラストが見事。
下り坂の途中の大きな橋、水道橋から雄大な景色が広がる。
覗き穴からチラリと鳴子の街を。
水道橋からの景色、鳴子の街を俯瞰する。
上野々スキー場は鳴子温泉郷の裏山に位置し、宮城県のスキー発祥の地と言われる。
シーズンを通して気象が穏やかで、雪質も良い。
全体的に緩やかな斜面で、特に、最大でも10度という超なだらかな初心者コースは、ビギナーやファミリーに最適だ。
鳴子温泉郷より徒歩でアクセスできるのも魅力のひとつ。
と、いったところだが、スキーヤーの減少で経営は苦しいらしい。
鳴子温泉へのアクセス、行き方歩き方
鉄道:JR陸羽東線・鳴子温泉駅すぐ。
高速バス:仙台駅前からミヤコーバス・仙台 – 鳴子線で終点・車湯下車。