吉田神社 節分前日祭

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この記事は誤って消去してしまった記事の再掲です。
画像は2012年2月2日訪問時のものです。

この冬一番という冷え込みの厳しい2月2日、8時から行われる節分前夜祭を見るべく吉田神社へ向かった。
吉田神社は節分祭や厄除け詣りの社として有名で、平安京の時代、都の守護神として東北(表鬼門)に位置する吉田山に創建される。

御神徳は厄除開運、家内安全、方除、良縁と女性に特別の徳を授ける神として知られる。
吉田神社は節分祭の発祥の地と言われるが、2,3説がありその中の一つです。

吉田神社への東一条通は、今日明日の2日間、東山東一条から鳥居まで歩行者天国、交通規制している。

節分祭の期間中、参道の両側は800店にも及ぶという露店で埋め尽くされる。
中にはアフリカやインドのエスニック料理の屋台もある。

8時本宮において神事が始まる。

8時30分、場所を大元宮( だいげんぐう )に移し疫神祭(えきじんさい)がとりおこなわれる。

厄を祓う厄塚が大元宮前に奉製されている。
参拝者の厄を負するという節分信仰の中心をなすもので、厄神や心に潜む鬼を塚に封じ込め、社殿と繋がった注連縄により八百万の神との感応を願い一年の健康を祈るものである。

疫神祭(えきじんさい)は、疫神に暴れずに鎮まってもらうことを門外に向って祈り、洗米が撒かれる。

続いて神酒が撒かれる。
吉田神社の独特の厄除け法といわれ、厄塚により1年の無病息災を祈願する。

通常は閉ざされている『大元宮』の主祭神は天神地祇八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろづのかみ)が祀られています。

京都吉田山・節分祭期間中「年越しそば」と銘うって毎年河道屋のれん会が吉田山の中腹、坂道に沿って大きなテント蕎麦屋がたつ。

火 炉
本社の三ノ鳥居前に直径5m高さ5mもの巨大な八角柱型の火炉を舗設。

節分祭中参拝者が持参した旧い神札が積み上げられており、浄火を点じて焼上げる。
その炎にあたると無病息災の御利益があるといわれる。
節分祭のハイライトである。

福引券付き福豆授与。

この福引が、豪華商品のオンパレード。
商品点数の多さもさることながら、毎年、自動車も景品に出る。

18時半より追儺式(ついなしき)が本宮で行われる。
追儺式(ついなしき)は、「鬼やらい」とも称される。

平安朝の初期より毎年宮中にて執行されていたものを、古式に則って厳修に伝承・継承されており、古の趣を現在に伝える数少ない神事の一つといえる。

「節分祭」・追儺ノ矢受付所

巫女さんが神楽を舞い、その後で追儺の矢(ついなのや)といわれる厄除けの矢を頂きます。

節分の三日間中梔(くちなし)色の神符、疫神斎(えきじんさい)、厄除守(やくよけまもり)、開運守、節分神矢などの特別神符や、数々の賞品が当たる抽せん券付厄除福豆等を授与している。

節分祭の期間中に授与される「疫神斎」と書かれた神札は、悪病災難除けにご利益があるとされます。

吉田神社へのアクセス、行き方歩き方

住    所:〒606-8311 京都市左京区吉田神楽岡町30番地
電    話:TEL075-771-3788  FAX075-771-2877

電車での行き方  京阪電車「出町柳駅」下車 徒歩約20分
バスの行き方
四条河原町方面より市バス203系統・「京大農学部前」下車徒歩約5分
京都駅方面より市バス206系統 東山通北大路バスターミナル行き「京大正門前」下車徒歩約5分

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