戦国大名浅井三代と民具の里

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小谷城址登城に先立ち浅井歴史民俗資料館(お市の里)を訪ね下調べ。

戦国大名浅井氏の歴史を紹介する「学習館」、江戸庄屋屋敷の「七りん館」、旧浅井町の伝統産業である養蚕、鍛冶の歴史を紹介する「糸姫の館」「鍛冶部屋」の4施設が立つ。

お市の方

天文16年(1547年)? – 天正11年4月24日(1583年6月14日))
尾張国出身。
近江国の浅井長政、後に織田氏家臣の柴田勝家の妻。

父は織田信秀、母は側室または正室(継室)の土田御前。

今上天皇の先祖に当たる人物でもある。

三女・江の誕生
天正元年(1573)、小谷城の山上大広間で、父長政(29歳)・母市(27歳)、長男の万福丸(10歳)、茶々(5歳)、初(4歳)・江(この年に誕生)の三姉妹が団らんしている場面。

小谷城落城と脱出
天正元年(1573)、小谷城は木下秀吉を先鋒とする織田軍団に攻撃されて落城。
落城に際し、浅井長政のもとから市と三姉妹が脱出。

父を戦乱で亡くした三姉妹の波乱の人生の幕開けとなります。
小谷城の脇門として伝来した実物の城門を映して展示している。

昌安見久尼(しょうあんけんきゅうに、天文7年(1538年) – 天正13年(1585年))と三姉妹
小谷落城後、市と三姉妹は、姉・昌安見久尼が住職であった実宰庵にかくまわれたとされている。

昌安見久尼は大柄な女性で、信長軍による残党狩りの祭、とっさに自らの法衣の袖に三姉妹を隠し、追っ手から守ったとされている。

鍛冶部屋
戦国時代は「草野槍」で活躍した草野鍛冶。

土間にはふいごや火床、金床、鎚などの鍛冶道具を置き鍛冶場を再現し、草野鍛冶の特徴や道具の仕組みについても説明している。
鍬や鍬などの製品も展示している。

七りん館
江戸後期(1804年)に建てられた長浜市鍛冶屋町の当時庄屋であった草野家を移築再現。
茅葺に入母屋造りになっており、広さは105㎡。

間取りは座敷を中心に寝間、台所、土間が配されている。
ここでは民具が生活のまま展示してある。

七りん館の軒下には古い農具等が並べられている。

糸姫の館
浅井地域は養蚕と良質の座繰生糸の産地として広く知られ、主に邦楽器原糸として使用された。
糸とりの作業の様子をジオラマ復元している。

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浅井歴史民俗資料館へのアクセス、行き方歩き方

住所:滋賀県長浜市大依町528
TEL:0749-74-0101

JR長浜駅から湖国バス浅井線「浅井支所」下車約30分後、乗換高山線「プラザふくらの森」下車 徒歩20分

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