講習会が終わり暮れかかった街でふらりと撮り歩いた。
夕暮れ時は皆家路を急ぐ。
いや、待ち合わせの場所へ急いでいるのかな。
題名を暮れなずむと付けてはたと考え込んだ。
辞書で調べると、暮れなずむとは日没どき、日が暮れかけてから暗くなるまでの間の様子。
「暮れ泥む」と書く。
多くは春の夕暮れを表す。
「泥む」とは物事が停滞すること、とある。
やはりこの時期の使用はまづいかな、ま、いいか。
若い二人が西日を浴びながら話し込んでいます。
やはりこの時期「つるべ(釣瓶)落とし」を使うべきだったかな。
ビルの壁に映った夕日がきれいです。
暮れなずむ、といえば、往年の人気テレビドラマ「3年B組金八先生」の主題歌「贈る言葉」を思い出す人が多いに違いない。
歌い出しのフレーズが「暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉……」だ。
ビルの夕景を写すビルの壁。
いつの間にかいつも立ち寄る本屋さんへ向かっていた。
エスカレーターを登りながら沈む夕日を楽しんだ。
少し歩いてみよう、この辺り、ビルの灯りがきれいだ。
とうとう堂島まで歩いてしまった、もう夕日もおしまいです。