葵祭 2011

この記事は誤って消去してしまった記事の再掲です。
画像は2011年5月15日訪問時のものです。

5月15日に行われる上賀茂・下鴨両神社の祭礼。
祭儀に関わる人々や牛車、氏子の家の軒下に至るまで、双葉葵を花挿したことから、葵祭と呼ばれるようになった。

関連記事:京に初夏を知らせる葵祭りを楽しむ  緑滴る糺の森で賀茂祭を観る  緑なす糺の森を散策 葵祭の歴史と文化を堪能  斎王代以下女人列御禊の儀 小雨降る上賀茂神社  神々の再生 御蔭神事 下鴨神社  新緑の下鴨神社 古式ゆかしく流鏑馬神事  十二単の着付けと王朝舞  抑えがたく燃え上がる嫉妬の炎

起源は古く、6世紀、欽明天皇の時代にさかのぼる。
当時、しばしば起こった風水害が賀茂神のたたりによるものと占いに出たので、馬に鈴をつけて走らせたところ、嵐が収まり五穀豊穣となったことに由来するという。

以後、鴨氏(賀茂氏)によって賀茂祭として伝えられた。
現在の葵祭は、京都御所で勅使が天皇の祭文を拝受する「宮中の儀」、古の装束姿の行列が練り歩く「露頭の儀」、そしてはるか昔、賀茂神にささげられた「走り馬の儀」が行われて、締めくくられる。

近衛府の五位の武官で、この日は賀茂両社の社頭で歌をうたい楽器を奏する役を勤める。
7騎が各種楽器を携えてゆく。それぞれ雑色、舎人、白丁が従う。

第56代 斎王代 金井 志帆さん 同志社大4年の金井志帆さん(22)=京都市南区。
金井さんは塗料販売会社社長の金井健さん(56)と第23代の斎王代だった妻秀美さん(52)の長女。

母娘で斎王代となったのは4組目。
伯母の鈴木保代さん(62)も第10代斎王代を務めた。
祭り当日は十二単をまとい「腰輿(およよ)」と呼ばれるこしに乗って、京都御所から上賀茂神社まで続く行列の華となる。

上賀茂神社では腰輿(およよ)から降り徒歩での行進となる。

現在、葵祭の主役は「斎王代」だが、この斎王代が主役となっての葵祭の歴史は、それほど古いものではない。
長い葵祭の歴史の中で、16世紀はじめの室町期と、19世紀中ごろの幕末、太平洋戦争末期の1944(昭和19)年に祭が途切れたことがある。

この戦争中から戦後にかけての中断から、53(同28)年に復活し、56(同31)年になって斎王代が登場するのである。

斎王の住まわれる所を斎院といい、賀茂の斎院は現在の京都市上京区廬山寺通大宮の西北部にあったらしいが、祭の時には出御し、勅使の行列と一条大宮で合流する習いだったという。

この時の斎王の華やかな行列を見ようと、都の人々はこぞって集まったと伝えられている。

さらに付け加えると、お母さんのご実家はお蕎麦&蕎麦板(お菓子ですね)で有名な本家尾張屋-創業が応仁の乱の2年前の1465(寛正6)年という老舗中の老舗

釆女(うねめ) 
斎院の神事を司る女官で地方豪族の娘の出身だそうです。
斎王と同じ日蔭糸などの髪飾りをし青海波の模様の涼しげな衣装。

命婦(みょうぶ)。女官の通称で、小桂(こうちぎ)を着用する高級女官です。

行列も滞りなく到着、最終シーンが近づきます。

葵祭当日、現代の勅使は、主役を斎王代に譲り、路頭の儀には参加せず、神事である社頭の儀に古式にのっとった黒い束帯姿で現れる。
葵祭の翌日、勅使は、葵祭が滞りなく執り行われたことを侍従を通じて天皇陛下にご報告して、その役目を終える。

上賀茂神社の門前には社家の屋敷が並ぶが中で唯一公開しているのが西村家。
行列の到着を待つ間見学させていただいた。

この錦部家の旧宅(現在は西村家別邸)は、現存する社家の中ではもっとも昔の面影をとどめる庭園が残っている。
この庭は、養和元年(1181)上賀茂神社の神主(現在の宮司)藤木重保が作庭したものと推察される。

邸内へは明神川の水を取り入れ”曲水の宴”のための小川(曲水川)の水とした後、もとの明神川へ返す工夫がされている。

また、神事の前の身を清めたゆかりの井戸、さらに神山(上賀茂神社のご神体山)の降臨石を形取った石組みなどが残っており、神官たちの昔の生活がしのばれて、非常に興味深い。

家屋は、西村家八代目清三郎が明治の中期から後期にかけて建てたものである。
庭内にみられる小型の羊歯は、ここだけにみられる「カモシダ」という原生植物である。

クラブツーリズムのお勧めツアーはこちら!

上賀茂神社への行き方・歩き方

上賀茂神社公式サイト

〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339
Tel:075-781-0011
Fax:075-702-6618

JR京都駅から市バス利用 市バス9、快速9(西賀茂車庫行き)京都駅前~上賀茂御薗橋
JR京都駅から地下鉄、市バス利用 地下鉄京都~北大路 市バス37(西賀茂車庫行き)北大路~上賀茂御薗橋
阪急河原町から市バス利用 市バス37(西賀茂車庫行き)四条河原町~上賀茂御薗橋
京阪出町柳から市バス利用 市バス4(上賀茂神社行き)京阪出町柳~上賀茂神社前

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">