宿坊を早朝4時出発。
現地までは高野山の宿坊から40分前後だ。
出発時には雨が降っており、雲海の発生する状況ではなかったが、明け方は晴れるという予報だけを頼りに強引に出発した。
やはり撮影は現地に出向かなければ始まりません。
悲観的な予想を覆し、雲海の発生です。
霧はどんどん発生し、画面の右から左にかなりのスピードで流れています。
したかって雲海の表情は構図を決めているうちにどんどん変化してしまいます。
水墨画のような表情もいいね。
しかし、山の稜線に分厚い雲が重なり合って日の出は望めそうにありません。
雲海は発生したものの焼ける様子はありません。
ま、雲海が見れただけでも了としよう。
野迫川の日の出ポイントは季節に応じて幾つかあります。
撮影ポイントは道路沿いが多いため歩く必要もなく、すぐそばには複数台の駐車スペースがあるところが多い。
暗い中で現地に到着しても場所が分からない、野迫川村役場で雲海景勝地の記された地図をもらってあらかじめ場所を確認して置くことをすすめる。
結局現地で4時間近く粘ってしまいました。
既に日は高く上がってしまい、日の出、朝焼けはダメでした。
先ほどまでの雨で木々は濡れており、水滴が朝日に輝いてきれいです。
これから天徳院へ帰り、朝食をいただいた後いよいよ高野山内の紅葉散策です。