月読神社

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月読神社(つきよみじんじゃ、月讀神社)は、式内社(名神大社)で、現在は松尾大社摂社。

「松尾七社」の一社。松尾大社の南400メートルの地に鎮座する。

一般にツクヨミ(月読尊)は、『古事記』『日本書紀』の神話においてアマテラス(天照大神)の兄弟神として知られるが、月読神社祭神の神格はその記紀神話とは別の伝承で伝えられた月神であると考えられている。

『日本書紀』顕宗天皇3年2月条における月読神社の創建伝承では、高皇産霊(タカミムスビ)を祖とする「月神」は壱岐県主(いきのあがたぬし)に奉斎されたとある。

また『先代旧事本紀』では、「天月神命」の神名で壱岐県主祖と見える。

これらから、当社祭神の神格は海人の壱岐氏(いきうじ)によって祀られた月神(海の干満を司る神)と推定される。

日本神道の発祥の地 月読神社
壱岐最初の訪問地は日本神道の発祥の地といわれる月読神社。 鳥居の先に急な石段の参 … 続きを読む →


また別の神格として、壱岐氏が卜部を輩出したことから亀卜の神とする説もある[3]。

月読神社には、世俗の垢を落とすという「解穢の水」と呼ばれる名水がある。

穢(わいは、穢れ(けがれ))を意味するものであり、解穢とは、穢れを解かすということから、この水は世俗の垢を流し、自己の内にある穢れを除いてくれるのだと云う。

松尾の山からここまで流れきて、その昔はこの水も飲めたようであるが、今は飲用には適さないとある。

「願掛け陰陽石」は、左右の2つの石を撫でて願い事をすると願い事が叶うといわれています。

聖徳太子社 – 祭神:聖徳太子。

月読尊を崇敬した太子の霊を祀ったものという。

この月読神社に関わる人物として神功皇后がいる。

身重だった神功皇后は月神の託宣を受けて、神石をもって腹を撫で、 無事に男児(後の応神天皇)をお産みになったという。

その石がこの月読神社にある。
その名も月延石。

神功皇后の伝説と、“月のもの”が延びるという名前から、安産のご利益があるとされている。

昭和の頃の写真を見ると月延石は3つあったのだが、現在はいつの間にか1つだけになってしまっている。

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